重度障害者通所事業所さち


 1   生活介護(5人)

  テーマ:人生の再発見

   どんどんスピードアップしていく世の中で、生活そのものの

  効率化がすすめられています。しかし、人生で大切なことは、

  生活を楽しむことです。ゆっくり、じっくりと生活の一コマを

  味わい楽しむスローライフが必要ではないでしょうか。日々の

  生活の一コマを生活文化としてとらえ直し、生活文化を楽しみ

  享受する活動をしていきます。そのことが、これまでの人生を

  振り返り、人生の意味を再発見していくことにつながると考え

  います。


  2 放課後等デイサービス(5人)

 テーマ:子どもは遊んで育つ

    家庭のようなくつろぐ場ではなく、学校のように頑張る場

   でもない、遊びを楽しむ場をめざします。子どもたちは友だ

                                     ちと集団で、自然の中で、遊ぶ権利をもっています。遊びは、

                                     生活・自然・社会体験を土台にして、つくられていきます。

                                     その土台となる体験をゆっくり、じっくりとしていきます。


  3 移動支援、地域活動支援

  買い物やレジャーなどの外出時の移動やそこでの活動を支援します。地域での生活を豊かにしていくためには、自然体験や社会参加は欠かせ

 ません。具体的な活動計画を提案しながら、活動支援を行います。

 4 対象者

  対象者は、人工呼吸器や酸素の使用、気管内・口腔内などの吸引や経管栄養などの医療的ケアの必要な人たちです。実施地域は、加古川市、

 高砂市、三木市、加西市、小野市、稲美町、播磨町としています。

 5 特徴

 (1)看護師による安全・安心の医療的処置の実施。

 (2)看護師・生活支援員による安心・安楽な看護・生活介護の実施。

 (3)理学療法士によるリハビリの実施。

 (4)児童指導員による文化的・体験的な療育活動の実施。

 

6 一日の流れ

 (1)事業所に到着

   ・ご家族より、健康状態などを伺います。   ・バイタルや排せつのチェック、水分補給、医療的処置

 (2)入浴

   ・スキン状態の観察   ・入浴、入浴後の健康観察、医療的処置   ・吸引、吸入、カフアシスト、体位交換など

 (3)昼食

   ・胃残チェック、注入、投薬   ・注入後の安静

 (4)療育

   ・外出・運動的活動   ・歌、絵本、ふれあいなどの室内活動   ・適時、バイタル・排せつチェック、水分補給

 (5)帰宅