お知らせ
*令和4年度 活動報告・貸借対照表・放課後等デイサービス事業に係る自己評価結果を公表しています。
~~~~~~~~~~~~~~~ ささゆり会 2018年度の報告です ~~~~~~~~~~~~~~~
2 0 1 7 年 度 事 業 報 告 書
特定非営利活動法人 ささゆり会
1.活動の成果
生活介護事業と放課後等デイサービス事業の事業所として、重度障害者通所事業所「さち」を開業することができました。これまで、遠くの事業所や特定の日しか利用できなかった医療的ケアの必要な重度障害児者が、近くで、希望日に利用できるようになりました。
内容面においては、家庭で難しい入浴を始め、注入・導尿や吸引などの医療的ケア、リハビリも取り組んでいます。安心して利用することができ、体調の安定にもつながっています。
療育においては、一人一人の興味・関心に応える活動と集団での文化的活動に取り組んでいます。活動を楽しみにしていて、活動したいという意欲が高まっています。
社会的体験の支援では、ハイキング、ボーリング、映画など、友だちや家族と一緒に社会体験することの楽しさを味わいました。
研修事業では、障害児者医療、生活支援のあり方、ボランティア養成の研修を行い、各内容を深めることができました。
市民啓発の活動では、「夢の音楽会」の21回目を開催することができました。継続して取り組むことで、活動が定着してきていて、市民へのアピールの機会となっています。
次年度に向けての課題は、それぞれの事業・活動を相互に結び付けて、全体として、利用者・参加者を増やしていくことです。また、ボランティアなどの支援者を増やしていくことも課題です。
2.特定非営利活動にかかわる事業
(1)障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス事業
生活介護事業を、重度障害者通所事業所さちで、3月よりスタートしました。利用者やその家族の「ゆっくりお風呂に入りたい」という願いが実現し、気持ちよさそうな顔を見ることができています。
事業所スタッフの的確できめ細やかな看護・介護を土台に、生活を楽しんでいます。
(2)障害者総合支援法に基づく地域生活支援事業
現在準備中です。
(3)児童福祉法に基づく障害児支援事業
生活介護と並行し、放課後等デイサービスも3月よりスタートしました。療育の時間には、友だちと一緒に歌を 歌ったり、ブランコに乗ったり、坂すべりをしたり、事業所の前にある池のまわりを散歩したりしています。宮前の里は、自然がいっぱいで、いろいろな花や鳥が子どもたちを楽しませてくれています。
また、墨で「きょうのことば」を書き、事業所の前を散歩されている近所の方に、読んで頂いています。足を止め、 読んで下さっているのを見るのも楽しみです。
(4)障害者への理解を深めるための研修事業
①障害児者医療を学ぶ ・2017.6.11(日)みとろウォーキングセンター ・16人参加
・講師:足立医師
日頃の子どもたちの体調について心配事を出し合いながら教えて頂いたり、母の体調についても相談に答えて下さったりと、真剣な話あり、笑える話ありの2時間でした。(参加者感想)
②夏期講演会 ・2017.8.20(日)みとろウォーキングセンター ・15人参加
・講師:国本氏
事業所のお話や障害者としての生き方ではなく、人としての生き方についてお話して下さいました。お話の中で、本人がしたいことをすることで、とても生き生きとして生活できると言われていました。(参加者感想)
(5)障害者と地域住民の交流促進事業
①ボランティア講座(啓発活動) ・2017.12.23(土)ユーアイ帆っとセンター ・16人参加
②音楽会の練習 ・2018.1.20(土) ・2.17(土) ・3.17(土)
③第21回「夢の音楽会」(啓発活動) ・2018.3.24(土)ユーアイ帆っとセンター ・42人参加
①ハイキング(社会参加活動) ・2017.4.15(日)みとろフルーツパーク ・20人参加
②ボーリング(社会参加活動) ・2017.7.22(土)ニッケボールパーク ・14人参加
③イルミネーション見学(社会参加活動) ・2017.8.20(日)加西フラワーセンター ・12人参加
④映画(社会参加活動) ・2017.8.24(木)イオンシネマ加古川 ・9人参加
⑤ニコニコ祭(社会参加活動) ・2017.10.21(土)ニコニコハウス ・8人参加
⑥書道教室(社会参加活動) ・2018.1.14(日)事業所さち ・10人参加
平成29年度 貸借対照表 2018年3月31日現在
科 目 |
金 額 (円) |
|||
Ⅰ 資産の部 |
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|
|
|
1.流動資産 |
現金預金 |
3,448,619 |
|
|
|
売掛金 |
1,208,590 |
|
|
|
前払費用 |
130,000 |
|
|
|
流動資産合計 |
|
4,827,209 |
|
2.固定資産 |
|
|
|
|
(1)有形固定資産 |
建物付属設備 |
6,195,216 |
|
|
(2)投資その他の資金 |
敷金 |
260,000 |
|
|
|
開業費 |
999,971 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
7,455,187 |
|
|
資産合計 |
|
|
12,282,396 |
Ⅱ 負債の部 |
|
|
|
|
1.流動負債 |
短期借入金 |
5,520,000 |
|
|
|
未払金 |
1,089,266 |
|
|
|
未払法人税等 |
1,800 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
6,611,066 |
|
2.固定負債 |
|
0 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
0 |
|
|
負債合計 |
|
|
6,611,066 |
Ⅲ 正味財産の部 |
|
|
|
|
|
当期正味財産増減額 |
|
5,671,330 |
|
|
正味財産合計 |
|
|
5,671,330 |
|
負債及び正味財産合計 |
|
|
12,282,396 |
放課後等デイサービス事業に係る自己評価結果公表用
公表日:平成30年11月16日 特定非営利活動法人ささゆり会
区 分 |
チ ェ ッ ク 項 目 |
現状評価(実施状況・工夫点等) |
保護者の評価 |
保護者の評価をふまえた 改善目標・内容 |
|
環 境 ・ 体
制 整 備 |
1 |
利用定員に応じた指導訓練室等スペースの十分な確保 |
ワンルームではあるが、確保できている。 必要に応じてカーテンで仕切るよう にしたり、療育でテラスを活用したりしている。 |
(はい)9(どちらともいえない)1(いいえ)0(わからない)0 |
現状を続けていく。
|
2 |
職員の適切な配置 (専門性を含む) |
配置している。 時間帯によっては利用者よりもスタ ッフの方が多い時がある。 |
(は)9(ど)1(い)0(わ)0 |
専門性を高めるための職員図書などを充実させていく。 |
|
3 |
本人にわかりやすい構造、バリアフリー化、情報伝達等に配慮した環境など障害の特性に応じた設備整備 |
屋内はお風呂など超重症児に対応した設備であり、手洗い場やトイレなどもバリアフリー化ができているが、屋外はスロープが移動式のものであり、雨天時の利用者の乗降時に対応した屋根などもできていない。 |
(は)8(ど)2(い)0(わ)0 ・玄関先のスロープと雨の日の対応 がまだできていない。 |
移動式のスロープから固定式のスロープに、また、雨天時の乗降に対応できる設備に改善していく。 |
|
4 |
清潔で、心地よく過ごせ、子どもたちの活動に合わせた生活空間の確保 |
確保できている。 |
(は)9(ど)1(い)0(わ)0 |
定期的に大掃除をし、清潔で衛生的な生活空間を確保していく。 |
|
業務改善 |
1 |
業務改善を進めるためのPDCAサイクル(目標設定と振り返り)への職員の積極的な参画 |
毎朝のミーティングと月1回の運営会議を行っている。 |
|
その他の方法も考案中である。 |
2 |
第三者による外部評価を活用 した業務改善の実施 |
第三者委員会は設置しているが、実施できていない。 |
|
実施していく。 |
|
N0.2 |
チ ェ ッ ク 項 目 |
現状評価(実施状況・工夫点等) |
保護者の評価 |
保護者の評価をふまえた 改善目標・内容 |
|
|
3 |
職員の資質の向上を行うための研修機会の確保 |
外部の研修会に参加している。 |
|
職場内での研修を実施していく。 |
適 切 な 支 援 の 提 供 |
1 |
アセスメントを適切に行い、子どもと保護者のニーズや課題を客観的に分析した上での放課後等デイサービス計画の作成 |
作成できている。 |
(は)8(ど)1(い)0(わ)1
(は)8(ど)1(い)0(わ)1 ・職員さんが忙しそうだが、時間の あるときに話し合いたい。
(は)7(ど)1(い)0(わ)2 |
送迎などの時間を活用し、保護者との対話に努め、さらに個別情報や状態把握をしていく。 また、定期的な個別面談をとれるように、時間設定をしていく。
→ 送迎の時間が重なり、あまり時間がとれない時もあるが、できる限り対応していく。 |
2 |
子どもの状況に応じ、かつ個別活動と集団活動を適宜組み合わせた放課後等デイサービス計画の作成 |
作成できている。
|
|||
3 |
放課後等デイサービス計画における子どもの支援に必要な項目の設定および具体的な支援内容の記載 |
できている。
|
|||
4 |
放課後等デイサービス計画に沿った適切な支援の実施 |
実施できている。
|
|||
5 |
チーム全体での活動プログラムの立案 |
できている。
|
(は)8(ど)0(い)0(わ)2 |
子どもたちのニーズに合わせた活動プログラムを職員全体で話し合い、今後も充実させていく。 |
|
6 |
平日、休日、長期休暇に応じたきめ細やかな支援 |
できている。
|
|||
7 |
活動プログラムが固定化しないような工夫の実施 |
できている。
|
|||
8 |
支援開始前における職員間でその日の支援内容や役割分担 についての確認の徹底 |
朝のミーティング・活動日誌により確認している。
|
|
現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
|
|
|
|
|
|
N0.3 |
チ ェ ッ ク 項 目 |
現状評価(実施状況・工夫点等) |
保護者の評価 |
保護者の評価をふまえた 改善目標・内容 |
|
適切な支援の提供 |
9 |
支援終了後における職員間でその日行われた支援の振りかえりと気づいた点などの情報の共有化 |
終了後にはできないので、翌朝に行っている。
|
|
終了後にも時間を設定し、反省点を話し合っていく。 |
10 |
日々の支援に関しての正確な記録の徹底や、支援の検証・改善の継続実施 |
できている。
|
|
現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
11 |
定期的なモニタリングの実施及び放課後等デイサービス計画の見直し |
できている。
|
|
現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
関 係 機 関 と の 連 携 |
1 |
子どもの状況に精通した最もふさわしい者による障害児相 談支援事業所のサービス担当者会議への参画 |
できている。
|
|
現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
2 |
地域の保健、医療、障害福祉、保育、教育等の関連機関と連携した支援の実施 |
できている。
|
|
現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
3 |
子どもの主治医や協力機関等と連絡体制の整備 |
必要に合わせて実施している。
|
|
現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
4 |
放課後等デイサービスからの円滑な移行支援のため、学校を卒業後、障害福祉サービス事業所等に対するそれまでの支援内容等についての十分な情報提供 |
今年度はケースがないため、行っていない。
|
|
実施していないのでわからないが、積極的に進めていきたい。 |
|
5 |
児童発達センターや発達障害者支援センター等の専門機関と連携や、専門機関での研修の受講の促進 |
必要に応じて促進している。
|
|
現状を続けていく。 |
|
N0.4 |
チ ェ ッ ク 項 目 |
現状評価(実施状況・工夫点等) |
保護者の評価 |
保護者の評価をふまえた 改善目標・内容 |
|
関係機関との連携 |
6 |
放課後児童クラブや児童館との交流など、障害のない子どもと活動する機会の提供 |
実施していない。
|
(は)0(ど)1(い)5(わ)4 |
現状では厳しい環境だが、今後は考えていきたい。 |
7 |
事業所の行事への地域住民の招待など地域に開かれた事業の運営 |
バザーへ参加したり・音楽会を開催したりしている。 |
現状を続けていく。 |
||
保護者への説明等(説明責任)・連携支援 |
1 |
支援の内容、利用者負担等についての丁寧な説明 |
時間的に短いが説明している。
|
(は)9(ど)1(い)0(わ)0 |
時間的に余裕をもって、ゆっくりと説明していく。 |
2 |
放課後等デイサービス計画を示しながらの支援内容の丁寧な説明 |
時間的に短いが説明している。
|
(は)7(ど)2(い)0(わ)1 |
||
3 |
保護者の対応力の向上を図る観点から、保護者に対するペアレント・トレーニング等の支援の実施 |
必要に応じて実施している。
|
(は)6(ど)2(い)0(わ)2 |
さらに信頼関係を深め、実施していく。 |
|
4 |
子どもの発達の状況や課題について、日ごろから保護者との共通理解の徹底 |
できている。
|
(は)10(ど)0(い)0(わ)0 |
現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
5 |
保護者からの子育ての悩み等に対する相談への適切な対応と必要な助言の実施 |
できている。
|
(は)10(ど)0(い)0(わ)0 |
現状を続けていくとともに、定期的な面談の実施など、内容を充実させていく。 |
|
6 |
父母の会の活動の支援や、保護者会の開催による保護者同士の連携支援 |
実施していない。
|
(は)7(ど)1(い)0(わ)2 |
今後、茶話会などの催しをしていきたい。 |
|
7 |
子どもや保護者からの苦情に対する対応体制整備や、子どもや保護者に周知及び苦情があった場合の迅速かつ適切な対応 |
対応体制はできているが、事例がない。 苦情対応については、契約書に記入し、契約時に口頭説明している。 |
(は)7(ど)2(い)0(わ)1 |
苦情があった場合は迅速に対応していきたい。
|
|
N0.5 |
チ ェ ッ ク 項 目 |
現状評価(実施状況・工夫点等) |
保護者の評価 |
保護者の評価をふまえた 改善目標・内容 |
|
(説明責任)・連携支援 |
8 |
障害のある子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮 |
配慮している。
|
(は)9(ど)1(い)0(わ)0 |
さらに、伝えてもらえるように促す。 |
9 |
定期的な会報等の発行、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報等についての子どもや保護者への発信 |
できている。 ホームページについては現在作成中。 |
(は)10(ど)0(い)0(わ)0 |
現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
10 |
個人情報の取り扱いに対する十分な対応 |
対応している。
|
(は)10(ど)0(い)0(わ)0 |
現状を続けていく。 |
|
非 常 時 の 対 応 |
1 |
緊急対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアルの策定と、職員や保護者への周知徹底 |
策定しているが、まだ説明・周知はできていない。 |
(は)6(ど)2(い)1(わ)1 |
職員や保護者に説明、周知を徹底させていく。 |
2 |
非常災害の発生に備えた、定期的に避難、救出その他必要な訓練の実施 |
10月に実施予定。
|
(は)3(ど)1(い)2(わ)4 |
10月に実施し、その後も定期的に計画・実施していく。 |
|
3 |
虐待を防止するための職員研修機会の確保等の適切な対応 |
マニュアルを策定しているが、事例がない。 |
|
虐待防止について研修会を実施していく予定。 |
|
4 |
やむを得ず身体拘束を行う場合における組織的な決定と、子どもや保護者に事前に十分に説明・了解を得た上での放課後等デイサービス計画への記載 |
できている。
|
|
現状を続けていく。 |
|
5 |
食物アレルギーのある子どもに対する医師の指示書に基づく適切な対応 |
対応している。
|
|
現状を続けていく。 |
|
6 |
ヒヤリハット事例集の作成および事業所内での共有の徹底 |
現在、ヒヤリハットの事例がない。
|
|
事例があった場合、情報の共有を徹底させていく。 |
|
N0.6 |
チ ェ ッ ク 項 目 |
現状評価(実施状況・工夫点等) |
保護者の評価 |
保護者の評価をふまえた 改善目標・内容 |
|
満 足 度 |
1 |
(保護者用) 子どもは通所を楽しみにしているか。 |
|
(は)9(ど)0(い)0(わ)1 ・帰宅後ハイテンションになってい るので。 |
|
2 |
(保護者用) 事業所の支援に満足しているか。 |
|
(は)9(ど)1(い)0(わ)0 ・今のところ、一人のナースからだ け、その日の様子を聞いたり助言頂いたりしているが、慣れてこられたら、どなたでも子どもの状況を把握して、親に対して、説明したり助言したりできるようになれば良いと思います。 |
→ 開所間もないため、まだ充分に対応できていないところもありますが、今後、努力していきます。 |
~~~~~~~~~~~~~~~ ささゆり会 2019年度 報告です ~~~~~~~~~~~~~~~
平成30年度 事業報告書
特定非営利活動法人ささゆり会
1.活動の成果
重度障害者通所事業所「さち」を開業して、生活介護事業と放課後等デイサービス事業を1年間実施することができました。
生活介護事業では、「朝の会」においてラジオ体操や日程確認をして、一日、一週間の見通しをもって生活できるようにすることで、目標を持った生活をする
ことができました。
入浴は、安全で気持ち良いことだけでなく、外で露天風呂体験をして楽しむことができました。注入・導尿や吸引などの医療的ケアを安全に実施しすること
で、健康に過ごせました。定期的なリハビリも受けることができました。外出して散策やお店に行ったり、ブランコや坂滑りなどで運動遊びをしたり、歌・絵
本などを集団で楽しんだりしました。
また、「仕事」として、調理の手伝い・ビラ配布などに意欲をもって活動することができました。
放課後等デイサービス事業では、日本の四季の変化に応じて創られた行事や春夏秋冬に応じて創られた生活文化を体験したり、遊んだりして、子どもたちが成長・発達していく機会を提供しました。お正月、とんど、たき火と焼き芋、凧あげ、節分の豆まき、ひな祭り、こどもの日の行事、夏休み(水遊び・スイカ割・かき氷)、お月見、ハロウィン、クリスマス、餅つきなどの行事や遊びの他に、誕生会や料理・掃除・洗濯などの生活文化を体験しました。子どもたちは、行事や生活文化に興味をもって、楽しく参加しました。活動をゆっくり・じっくりと体験することで、楽しさ・面白さをわかり、もう一度してみたいという要求が高まりました。また、集団ですることで雰囲気が高まり、活動意欲が高まりました。
研修事業では、連続講座として①「障害の重い人たち・家族のねがいと教育実践」、
②「障害の重い人たちのいのちと生活を支える医療の最前線」、③「障害の重い人たちの豊かな人生を支える福祉の制度と実践」を実施し、障害の重い人たち
を総合的に理解することができました。また、市民講演会「わたしが見てきた世界」を実施し、大勢の人に参加していただき、障害者本人の生き方から学ぶこ
とができました。ボランティア講座を2回開催しました。参加者が少なく、内容や方法の検討が必要です。
市民啓発の活動では、「夢の音楽会」の22回目を開催し、大勢の参加者を迎えることができました。子どもたちの活動している姿や保護者の悩み・ねがいを発表することで、理解を深めることができました。同時開催で、写真・作品展をしました。大勢の参加者に見てもらい、理解を深められました。
社会参加支援活動では、ハイキング、ボーリング、映画鑑賞、イルミネーション見学、買い物(中止)を実施しました。友だちや家族、ボランティアなどと楽しく社会体験をすることができました。何年か継続して体験しているので、安心して参加できるようになりました。新しい社会体験を増やしていくことが課題です。
2.特定非営利活動に係る事業
(1)障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス
医療的ケアを安全に実施することで、健康な生活を送ることができました。
そして、見通しをもった生活を楽しんでいます。また、事業所の車を使い、図書館で本を借り、放デイの子どもたちと一緒に読むこと
もできました。
(2)障害者総合支援法に基づく地域生活支援事業
準備中です。
(3)児童福祉法に基づく障害児支援事業
生活介護と同様に、医療的ケアを安全に実施することで、健康な生活を送ることができました。四季の変化に応じて創られた行事や
生活の中の文化を体験し、生活介護の利用者と一緒に集団で活動しながら、要求や意欲を高めています。
(4)障害者への理解を深めるための研修事業
①連続講座Ⅰ * 5/26(土) ユーアイ帆っとセンター*19人参加
「障害児教育に学ぶ」: 原田文孝さん * 「保護者の想いに学ぶ」: 浦野明美さん
②連続講座Ⅱ * 6/24(日) ユーアイ帆っとセンター*23人参加
「障害児医療を学ぶ」: 足立昌夫さん
③連続講座Ⅲ * 8/11(土) ユーアイ帆っとセンター*28人参加
「障害者福祉を学ぶ」: 濱口直哉さん
③市民講演会 * 9/22(土) ユーアイ帆っとセンター*58人参加
「私がみてきた世界」: 簑田由美さん
(5)障害者と地域住民の交流促進事業
①ハイキング(社会参加活動)* 4/21(土) みとろフルーツパーク*21人参加
②ボーリング * 7/28(土) ニッケパークボール*7人参加
③映画 * 8/28(火) イオンシネマ東加古川*3人参加
④イルミネーション見学 * 8/18(土) 加西市フラワーセンター*11人参加
⑤買い物 * 10/20(土) 神戸方面*中止
⑥ボランティア講座Ⅰ * 11/10(土) ユーアイ帆っとセンター*10人参加
⑦ボランティア講座Ⅱ * 1/21(土) ユーアイ帆っとセンター*17人参加
⑧夢の音楽会・作品展示会 * ユーアイ帆っとセンター*86人参加
3.助成関係
(1)研修事業及び交流促進事業に対して
公益財団法人ひょうごコミュニティ財団「輝け加古川子ども基金」より452,000円を助成して頂きました。
事業の情報をより多くの人に発信でき、内容も充実したものになりました。
(2)事業所用リフト付き自動車購入のため
公益財団法人「神戸やまぶき財団」より281万円を助成して頂き購入、送迎や活動に大活躍です。
平成30年度 貸借対照表 2019年3月31日現在
科 目 |
金 額 (円) |
|||
Ⅰ 資産の部 |
|
|
|
|
1.流動資産 |
現金預金 |
2,571,625 |
|
|
|
売掛金 |
3,757,560 |
|
|
|
立替金 |
12,908 |
|
|
|
前払費用 |
130,000 |
|
|
|
流動資産合計 |
|
6,472,093 |
|
2.固定資産 |
|
|
|
|
(1)有形固定資産 |
建物付属設備 |
6,474,757 |
|
|
|
構築物 |
619,990 |
|
|
|
車両運搬具 |
3,323,239 |
|
|
|
工具器具備品 |
2,272,103 |
|
|
(2)投資その他の資金 |
保証金 |
11,420 |
|
|
|
敷金 |
260,000 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
12,961,509 |
|
|
資産合計 |
|
|
19,433,602 |
Ⅱ 負債の部 |
|
|
|
|
1.流動負債 |
短期借入金 |
5,020,000 |
|
|
|
未払金 |
1,054,331 |
|
|
|
未払法人税等 |
1,800 |
|
|
|
前受金 |
572,000 |
|
|
|
預り金 |
171,054 |
|
|
|
仮受金 |
3,000 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
6,927,885 |
|
2.固定負債 |
|
0 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
0 |
|
|
負債合計 |
|
|
6,927,885 |
Ⅲ 正味財産の部 |
前期繰越正味財産 |
|
5,671,330 |
|
|
当期正味財産増減額 |
|
6,834,387 |
|
|
正味財産合計 |
|
|
12,505,717 |
|
負債及び正味財産合計 |
|
|
19,433,602 |
放課後等デイサービス事業に係る自己評価結果公表用
公表日:2020年1月28日 特定非営利活動法人ささゆり会
区 分 |
チ ェ ッ ク 項 目 |
現状評価(実施状況・工夫点等) |
保護者の評価 |
保護者の評価をふまえた 改善目標・内容 |
|
環 境 ・ 体 制 整 備 |
1 |
利用定員に応じた指導訓練室等スペースの十分な確保 |
・ワンルームではあるが、確保できている。 ・必要に応じてカーテンで仕切るようにしたり、療育でテラスを活 用したりしている。 ・ベッドサイドで絵本を読んだりして離床できない利用者の療育もできている。 |
(はい)8 (どちらともいえない)1 (いいえ)0 (わからない)1 |
・現状を続けていく。 ・ワンルームであるが、スペースが確保され、利用者の安全を図っている。 |
2 |
職員の適切な配置 (専門性を含む) |
・配置している。 ・時間帯によっては利用者よりもスタッフの方が多い時がある。 ・よく目が行き届いている。 ・環境整備に努めている。また、情報交換も行っている。 |
(は)9(ど)0 (い)0(わ)1 ・先生が休まれている時等、 スタッフさんがお手伝いさ れていて心強いです。 ・十分な看護をして頂いて 大変安心して通っております。 |
・適切な配置である。 ・専門性を高めるための職員図書などを充実させていく。 ・引き続き、向上できるよう知識の交換伝達に努める。 ・職員研修等を通して、スキルアップを図っている。 |
|
3 |
本人にわかりやすい構造、バリアフリー化、情報伝達等に配慮した環境など障害の特性に応じた設備整備 |
・屋内は風呂など重症児に対応した設備であり、手洗い場やトイレなどもバリアフリー化ができている。 ・災害時用の新しいスロープもでき、利用者の車いすの大きさにあったものである。 ・固定されたスロープ2か所できているが、雨天時は検討の必要あり。 |
(は)10(ど)0 (い)0(わ)0
|
・スロープを新設した。雨天時の対応は検討していきたい。 ・スロープの改善、安全にできている。 ・出入り口が2か所あり、雨天時に利用できればよい。
|
|
4 |
清潔で、心地よく過ごせ、子どもたちの活動に合わせた生活空間の確保 |
・確保できている。 ・西日が当たるところは、カーテンやブラインドで調整している。 |
(は)10(ど)0 (い)0(わ)0
|
・定期的に大掃除をし、清潔で衛生的な生活空間を確保していく。 ・そうじなど清潔を心がけている。 |
|
業 務 改 善 |
1 |
業務改善を進めるためのPDCAサイクル(目標設定と振り返り)への職員の積極的な参画 |
・毎朝のミーティングと月1回の運営会議を行っている。
|
|
・看護職員も療育に参加していく。 ・職員全員参加でミーティングができている。 ・その他の方法も考案中である。 |
2 |
第三者による外部評価を活用した業務改善の実施 |
・実施できていない。 |
|
・実施を検討する。 |
|
3 |
職員の資質の向上を行うための研修機会の確保 |
・事業所内でも月1回研修できている。 ・外部研修会にも参加している。 |
|
・職場内での研修を実施している。 ・さらに職場内研修を充実させていく。 |
|
適 切 な 支 援 の 提 供 |
1 |
アセスメントを適切に行い、子どもと保護者のニーズや課題を客観的に分析した上での放課後等デイサービス計画の作成 |
・作成できている。 |
(は)10(ど)0 (い)0(わ)0
|
・モニタリング、保護者を含めたケース検討を実施し、計画を作成している。 ・送迎などの時間を活用し、保護者との対話に努め、さらに個別情報や状態把握をしていく。 また、定期的な個別面談をとれるように、時間設定をしていく。 |
2 |
子どもの状況に応じ、かつ個別活動と集団活動を適宜組み合わせた放課後等デイサービス計画の作成 |
・作成できている。
|
|||
3 |
放課後等デイサービス計画における子どもの支援に必要な項目の設定および具体的な支援内容の記載 |
・できている。
|
(は)10(ど)0 (い)0(わ)0 |
・個別性を重視し、変化に対応できる支援、個別に適切な支援の工夫をさらにすすめる。 |
|
4 |
放課後等デイサービス計画に沿った適切な支援の実施 |
・実施できている。 |
(は)8(ど)1 (い)0(わ)1 |
||
5 |
チーム全体での活動プログラムの立案 |
・できている。 |
(は)9(ど)0 (い)0(わ)1 ・とても楽しい療育を行って頂いています。 |
・子どもたちのニーズに合わせた活動プログラムを職員全体で話し合い、今後も充実させていく。 ・固定化しないように職員間の話し合いもできている。 ・新しいプログラムを考えていく。 |
|
6 |
平日、休日、長期休暇に応じたきめ細やかな支援 |
・できている。
|
|||
7 |
活動プログラムが固定化し ないような工夫の実施 |
・実施できている。
|
|||
|
8 |
支援開始前における職員間でその日の支援内容や役割分担についての確認の徹底 |
・全員で朝のミーティング・活動日誌により確認できている。
|
|
・全員でミーティングをすすめ、確認事項を掲示しておくことにより、徹底を図る。 ・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
9 |
支援終了後における職員間でその日行われた支援の振りかえりと気づいた点などの情報の共有化 |
・毎日の記録を記入し、短時間での話し合いを行っている。 |
|
・時間を設定し、反省点を話し合っていく。 |
|
10 |
日々の支援に関しての正確な記録の徹底や、支援の検証・改善の継続実施 |
・記録できている。
|
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 ・記録をもとに支援の検証をすすめる。 |
|
11 |
定期的なモニタリングの実施及び放課後等デイサービス計画の見直し |
・できている。
|
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
関 係 機 関 と の 連 携 |
1 |
子どもの状況に精通した最もふさわしい者による障害児相談支援事業所のサービス担当者会議への参画 |
・できている。
|
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 ・積極的に参画する。 |
2 |
地域の保健、医療、障害福祉、保育、教育等の関連機関と連携した支援の実施 |
・できている。
|
|
現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
3 |
子どもの主治医や協力機関等と連絡体制の整備 |
・必要に応じてできている。 |
|
現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
4 |
放課後等デイサービスからの円滑な移行支援のため、学校を卒業後、障害福祉サービス事業所等に対するそれまでの支援内容等についての十分な情報提供 |
・今年度はケースがないため、行っていない。
|
|
・実施していないのでわからないが、積極的に進めていきたい。 |
|
5 |
児童発達センターや発達障害者支援センター等の専門機関と連携や、専門機関での研修の受講の促進 |
・必要に応じて参加している。 |
|
・現状を続けていく。 |
|
6 |
放課後児童クラブや児童館との交流など、障害のない子どもと活動する機会の提供 |
・実施していない。
|
(は)1(ど)1 (い)5(わ)3 |
・現状では厳しい環境だが、今後は考えていきたい。
|
|
7 |
事業所の行事への地域住民の招待など地域に開かれた事業の運営 |
バザーへ参加したり・音楽会を開催したりしている。 |
|
・現状を続けていく。
|
|
保 護 者 へ の 説 明 等 説 明 責 任 ・ 連 携 支 援
|
1 |
支援の内容、利用者負担等についての丁寧な説明 |
・行っている。 |
(は)10(ど)0 (い)0(わ)0 |
・保護者との話し合いを定期的に行っていく。 |
2 |
放課後等デイサービス計画を示しながらの支援内容の丁寧な説明 |
・行っている。
|
(は)10(ど)0 (い)0(わ)0 |
||
3 |
保護者の対応力の向上を図る観点から、保護者に対するペアレント・トレーニング等の支援の実施 |
・必要に応じて実施している。
|
(は)4(ど)3 (い)0(わ)3 |
・要望を受けて行っていく。 |
|
4 |
子どもの発達の状況や課題について、日ごろから保護者との共通理解の徹底 |
・できている。
|
(は)10(ど)0 (い)0(わ)0 |
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 ・さらに話し合い、理解を深めていく。 |
|
5 |
保護者からの子育ての悩み等に対する相談への適切な対応と必要な助言の実施 |
・できている。
|
(は)8(ど)2 (い)0(わ)0 |
現状を続けていくとともに、要望を受けて面談の実施など、内容を充実させていく。 |
|
6 |
父母の会の活動の支援や、保護者会の開催による保護者同士の連携支援 |
・実施していない。
|
(は)8(ど)0 (い)0(わ)2 ・さちの利用のみですが、ささゆり会の広報誌をきちんと配布して頂いて読ませて頂いています。 |
・保護者会の開催を検討していく。 |
|
7 |
子どもや保護者からの苦情に対する対応体制整備や、子どもや保護者に周知及び苦情があった場合の迅速かつ適切な対応 |
対応体制はできているが、事例がない。また、苦情対応については、契約書に記入し、契約時に口頭説明している。 |
(は)8(ど)1 (い)0(わ)1 ・今まで苦情等あったのでしょうか。 |
・改善点は速やかに改善していくように心がける。 |
|
8 |
障害のある子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮 |
・配慮している。
|
(は)10(ど)0 (い)0(わ)0 |
・意見を聞き、改善するように心がける。 |
|
9 |
定期的な会報等の発行、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報等についての子どもや保護者への発信
|
・できている。
|
(は)10(ど)0 (い)0(わ)0 |
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
10 |
個人情報の取り扱いに対する十分な対応 |
・対応している。 |
(は)9(ど)0 (い)0(わ)1 |
・現状を続けていく。
|
|
非 常 時 の 対 応 |
1 |
緊急対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアルの策定と、職員や保護者への周知徹底 |
・策定しているが、まだ、保護者には説明・周知はできていない。 |
(は)3(ど)3 (い)0(わ)4 ・こちらの確認不足かも… |
・説明し、保護者に周知徹底するようにする。 |
2 |
非常災害の発生に備えた、定期的に避難、救出その他必要な訓練の実施 |
・年2回実施 |
(は)2(ど)3 (い)0(わ)5 ・利用日以外でされているのでしょうか? |
・これからも定期的に計画・実施していく。 ・訓練内容等を充実させていく。 |
|
3 |
虐待を防止するための職員研修機会の確保等の適切な対応 |
・マニュアルを策定しているが、事例がない。 |
|
・学習・研修会を行う。 |
|
4 |
やむを得ず身体拘束を行う場合における組織的な決定と、子どもや保護者に事前に十分に説明・了解を得た上での放課後等デイサービス計画への記載 |
・できている。
|
|
・現状を続けていく。 |
|
5 |
食物アレルギーのある子どもに対する医師の指示書に基づく適切な対応 |
・対応している。
|
|
現状を続けていく。 |
|
6 |
ヒヤリハット事例集の作成および事業所内での共有の徹底 |
・作成できている。
|
|
・情報等の共有をし、安全に配慮していく。 |
|
満 足 度 |
1 |
(保護者用) 子どもは通所を楽しみにしているか。 |
|
(は)9(ど)0 (い)0(わ)1 ・子どもは事業所に通うのを楽しみにしています。 |
|
2 |
(保護者用) 事業所の支援に満足しているか。 |
|
(は)10(ど)0 (い)0(わ)0 ・とても満足しております。 ・送迎があればもっとありがたいが現状でも大満足です‼ |
・今後も責任をもって業務に従事し、子どもにも保護者にも満足していただけるよう努力する。 ・申し送り、ケアの共有などに努める。
|
~~~~~~~~~~~~~~ ささゆり会 2020年度 報告です ~~~~~~~~~~~~~~
平成31年度 事業報告書
特定非営利活動法人ささゆり会
1.活動の成果
重度障害者通所事業所「さち」を開業して、生活介護事業と放課後等デイサービス事業を2年間継続実施しています。
生活介護事業では、毎朝の「朝の会」で、一日の予定やカレンダーを使っての今後のスケジュールを確認し、見通しを持った生活を送っています。ラジオ体操では、ゆっくりとからだを動かすことで、気持ちよさと一日の始まりを意識しています。午前中に、入浴や様々なケアを受けて、心身ともにリフレッシュしています。特に、カフアシストをして痰を吸引したり、呼吸を楽にしたりすることや、導尿・浣腸によっての排泄することなど生理的に快適な状態を保つことで、健康を維持してきました。午後は、図書館で本を借りたり、ショッピングセンターで買い物をしたりする外出の活動や歌や絵本を集団で楽しむ活動をしてきました。特に、外出の活動は、カレンダーに予定として書きこむことで、期待し、楽しみにしていました。「仕事」は、引き続き、調理の手伝いを中心に行い、意欲的に参加することができました。
放課後等デイサービス事業では、四季の行事や生活文化を体験する活動や集団での遊びを楽しむ活動をしました。四季の行事体験では、体験を積み重ねることで、その行事がわかりやすくなることから、約一か月間をその行事月間として活動しました。例えば、節分では、「福」と「鬼」のピンに輪を入れる輪投げ大会月間として活動しました。節分の話とゲームを結び付けて体験を重ねることで、意欲的に活動し、理解も深まりました。毎月の誕生会では、参加者みんなで調理の体験をし、お祝いをし、味見もしました。自分たちで作ったので、とても楽しみに味見をしていました。自然を体験する活動では、ミニトマトを栽培したり、夏には水遊びを体験したり、焼き芋や焚火を体験したりしました。外に出る機会が少ないので、外での活動を楽しんでいました。
研修事業では、連続講座として①「障害のある人の性教育」、②「子どもの発達と障害」の二つのテーマで学習会を持ちました。障害福祉の分野では、「性教育」と「発達と障害」についての学習要求が高く、大勢の参加者がありました。また、市民講演会は、障害者の保護者と障害当事者による「障害福祉フォーラム」を開催しました。「障害の受容」と「親亡き後問題」をテーマに話し合い、参加者に多くの問題提起ができました。ピアサポート活動では、「相談活動」「研修活動」「出会いの広場活動」の三つの分野に分けて取り組みました。「出会いの広場」は、月一回開催し、新しい出会いや交流を深めました。
地域住民との交流推進事業の「第23回夢の音楽会」と写真・作品展は、新型コロナウイルス感染予防のため中止しました。交流推進・社会参加支援活動では、ハイキング、ボーリング、映画鑑賞、花火大会などに、友だち、家族、ボランティアなどと一緒に楽しく参加することができました。恒例の活動と合わせて新しい活動内容に挑戦していくことが課題です。
2.特定非営利活動に係る事業
(1)障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス
医療的ケアを安全に実施することで、健康で快適な生活を送ることができました。
そして、朝の会で予定を立てながら、いろいろな活動を期待したり、楽しみにしたりして、いつもの生活を楽しんでいます。また、「仕事」では、引き続き、調理の手伝いをするなど、意欲的に参加しています。
(2)障害者総合支援法に基づく地域生活支援事業
加古川市地域生活支援事業所として日中一時支援事業を始めました。
続いて、高砂市への申請準備を進めています。
(3)児童福祉法に基づく障害児支援事業
生活介護と同様に、医療的ケアを安全に実施することで、健康で快適な生活を送ることができました。
季節の変化に応じて、四季の行事や生活文化を体験する活動を楽しみました。生活介護の利用者と一緒に集団で活動しながら、要求や意欲を高めています。
(4)障害者への理解を深めるための研修事業
①連続講座① * 11/10(日) : 加古川市総合福祉会館 : 27人参加
「障害のある人の性教育」:千住真理子さん
②連続講座Ⅱ * 12/14(土) : 加古川市総合福祉会館 : 30人参加
「子どもの発達と障害」:木下孝司さん
③市民講演会 * 9/28(土) ユーアイ帆っとセンター・25人参加
「障害福祉フォーラム」:濱口直哉さん・保護者
(5)障害者と地域住民の交流促進事業
①お花見会 日程調整のため中止・バーベキュー大会に変更・重度障害者通所事業所さち・4/7(日) 20人参加
②交流ハイキング 日岡山公園・5/25(土) 16人参加
③交流お買い物 神戸動物王国・7/6(土) 26人参加
③ボーリング ニッケパークボール・7/27(土) 21人参加
③映画 イオンシネマ東加古川・9/7(土) 13人参加
④イルミネーション見学 天候不順のため中止・花火大会に変更・ 重度障害者通所事業所さち・8/24(土) 11人参加
⑤小旅行 体調不良のため中止・11/30(土) 三木・よかたん
⑥夢の音楽会・作品展示会 新型コロナウィルス感染予防のため中止・3/28(土) ユーアイ帆っとセンター
(6)ピアサポート活動
①相談活動
②講演活動 2020.2.26 2020.4.23 簑田由美さん講演
「安心できる地域ケアを考える会」定例会にて
③研修活動
④出会いの広場 4/26 ・ 5/18 ・ 6/22 ・ 7/20 ・ 8/17 びぃぷらす加古川
9/21 ・ 10/19 ・ 11/16 加古川総合福祉会館
12/21 ・ 1/18 ・ 2/15 びぃぷらす加古川
3月は新型コロナウィルス感染予防のため中止
障害者本人の方、ご家族の方、事業所の職員の方など、たくさんの方が参加して下さいました。
話し合いだけでなく、作品展をしたり、おいしい活動をしたり、楽しい時間を共有できました。
3.助成関係
(1)研修事業及び交流促進事業に対して
公益財団法人ひょうごコミュニティ財団「輝け加古川こども基金」より、572,000円を助成して頂きました。ピアサポート活動をはじめ、ボランティア活動・広報など、有意義に使わせていただいています。
(2)事業所用軽福祉ワゴン車両の購入のため
公益財団法人「神戸やまぶき財団」より、132万円を助成して頂いて購入しました。小回りが利いて、ちょっと散歩やお買い物、図書館へと活躍しそうです。新型コロナウィルス感染予防のため、送迎できていませんが、
そろそろ活躍できそうです。
平成31年度 貸借対照表 2019年3月31日現在
科 目 |
金 額 (円) |
|||
Ⅰ 資産の部 |
|
|
|
|
1.流動資産 |
現金預金 |
3,369,498 |
|
|
|
売掛金 |
5,085,178 |
|
|
|
前払費用 |
130,000 |
|
|
|
流動資産合計 |
|
8,584,676 |
|
2.固定資産 |
|
|
|
|
(1)有形固定資産 |
建物付属設備 |
6,669,732 |
|
|
|
構築物 |
1,037,600 |
|
|
|
車両運搬具 |
2,216,601 |
|
|
|
工具器具備品 |
1,460,237 |
|
|
(2)投資その他の資金 |
保証金 |
11,420 |
|
|
|
敷金 |
260,000 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
11,655,590 |
|
|
資産合計 |
|
|
20,240,266 |
Ⅱ 負債の部 |
|
|
|
|
1.流動負債 |
短期借入金 |
3,850,000 |
|
|
|
未払金 |
1,514,116 |
|
|
|
未払法人税等 |
216,300 |
|
|
|
預り金 |
121,040 |
|
|
|
仮受金 |
51,592 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
5,753,048 |
|
2.固定負債 |
|
0 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
0 |
|
|
負債合計 |
|
|
5,753,048 |
Ⅲ 正味財産の部 |
前期繰越正味財産 |
|
12,505,717 |
|
|
当期正味財産増減額 |
|
1,981,501 |
|
|
正味財産合計 |
|
|
14,487,218 |
|
負債及び正味財産合計 |
|
|
20,240,266 |
放課後等デイサービス事業に係る自己評価結果公表用
公表日:2020年12月14日 特定非営利活動法人ささゆり会
区 分 |
チ ェ ッ ク 項 目 |
現状評価 (実施状況・工夫点等) |
保護者の評価 |
保護者の評価をふまえた 改善目標・内容 |
|
環 境 ・ 体 制 整 備 |
1 |
利用定員に応じた指導訓練室等スペースの十分な確保 |
・ワンルームではあるが、確保できている。 ・必要に応じてカーテンで仕切る ようにしたり、療育でテラスを活 用したりしている。 ・利用者の状況に合わせて、相談室なども利用し、休めるスペースを確保できている。
|
(はい)8 (どちらともいえない)3 (いいえ)0 (わからない)0 ・室内スペース以外にも屋外スペースでの活動も積極的にしていただいています。 ・少しせまいのかな…と すみません。 |
・ワンルームであるが、スペースが確保され、利用者の安全を図っている。 ・改築によりベッドを置くスペースを広げて、安全かつ密を避けている。 |
2 |
職員の適切な配置 (専門性を含む) |
・適切な配置をしている。 ・利用者の来所時間が重なった時は、忙しくなる時がある。 ・利用者の状態に合わせ、スタッフの配置ができている。 |
(は)11(ど)0 (い)0 (わ)0 ・子ども一人につき、一人以上の職員の方がついてくださっています。 |
・適切な配置である。 ・忙しい時間帯は、役割分担をし、連携しながら進めている。 |
|
3 |
本人にわかりやすい構造、バリアフリー化、情報伝達等に配慮した環境など障害の特性に応じた設備整備 |
・屋内は風呂など重症児に対応した設備であり、手洗い場やトイレなどもバリアフリー化ができている。また、屋外では災害時用のスロープも設置している。 |
(は)11(ど)0 (い)0 (わ)0
|
・現状を続けていく。 |
|
4 |
清潔で、心地よく過ごせ、子どもたちの活動に合わせた生活空間の確保 |
・扇風機の設置により、冷房が部屋全体に行き渡るが、ワンフロア―のため個々に合わせた微調整が難しい。 |
(は)11(ど)0 (い)0 (わ)0
|
・利用者個人の実態に応じて、冷暖房機器を使い、微調整をしている。 ・ドアノブ・床・ベッド柵など消毒を実施している。 |
|
業 務 改 善 |
1 |
業務改善を進めるためのPDCAサイクル(目標設定と振り返り)への職員の積極的な参画 |
・毎朝のミーティングと月1回の運営会議を行っている。 ・欠席者への周知徹底を図る。 |
|
・会議録などを利用し、決定事項など共通理解を図る。 |
2 |
第三者による外部評価を活用した業務改善の実施 |
・実施できていない。 |
|
・実施を検討する。 |
|
3 |
職員の資質の向上を行うための研修機会の確保 |
・事業所内で月1回研修ができている。 ・外部講師を迎えて研修を行った。 |
|
・職場内での研修をさらに充実させていく。 |
|
適 切 な 支 援 の 提 供 |
1 |
アセスメントを適切に行い、子どもと保護者のニーズや課題を客観的に分析した上での放課後等デイサービス計画の作成 |
・作成できている。
|
(は)11(ど)0 (い)0 (わ)0
|
・モニタリング、保護者を含めたケース検討を実施し、計画を作成している。 ・送迎などの時間を活用し、保護者との対話に努め、さらに個別情報や状態把握をしていく。
|
2 |
子どもの状況に応じ、かつ個別活動と集団活動を適宜組み合わせた放課後等デイサービス計画の作成 |
・作成できている。 |
|||
3 |
放課後等デイサービス計画における子どもの支援に必要な項目の設定および具体的な支援内容の記載 |
・できている。 |
(は)11(ど)0 (い)0 (わ)0 ・季節を感じられるプログラムを積極的に取り入れていただいています。 |
・個別性を重視し、変化に対応できる支 援、個別に適切な支援の工夫をさらにすすめる。 |
|
4 |
放課後等デイサービス計画に沿った適切な支援の実施 |
・実施できている。 |
(は)11(ど)0 (い)0 (わ)0 |
||
5 |
チーム全体での活動プログラムの立案 |
・できている。
|
(は)11(ど)0 (い)0 (わ)0 |
・子どもたちのニーズに合わせた活動プログラムを職員全体で話し合い、今後も充実させていく。 ・固定化しないように職員間の話し合いをすすめ、新しいプログラムを考えていく。 ・安全面を第一に考え、活動プログラムを考えていく。
|
|
6 |
平日、休日、長期休暇に応じたきめ細やかな支援 |
・できている。 |
|||
7 |
活動プログラムが固定化しないような工夫の実施 |
・実施できている。
|
|||
|
8 |
支援開始前における職員間でその日の支援内容や役割分担についての確 認の徹底 |
・全員で朝のミーティングにより確認できている。
|
|
・全員でミーティングをすすめ、確認事項を掲示しておくことにより徹底を図 る。 |
9 |
支援終了後における職員間でその日行われた支援の振りかえりと気づいた点などの情報の共有化 |
・毎日の記録を記入し、短時間での話し合いを行っている。 |
|
・必要に応じて、利用者さんの情報交換ができている。 |
|
10 |
日々の支援に関しての正確な記録の徹底や、支援の検証・改善の継続実施 |
・記録できている。 |
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 ・記録をもとに支援の検証をすすめる。 |
|
11 |
定期的なモニタリングの実施及び放課後等デイサービス計画の見直し |
・できている。 |
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
関 係 機 関 と の 連 携 |
1 |
子どもの状況に精通した最もふさわしい者による障害児相談支援事業所のサービス担当者会議への参画 |
・できている。
|
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 ・積極的に参画する。 |
2 |
地域の保健、医療、障害福祉、保育、教育等の関連機関と連携した支援の実施 |
・できている。
|
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実 させていく。 |
|
3 |
子どもの主治医や協力機関等と連絡体制の整備 |
・必要に応じてできている。 |
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
4 |
放課後等デイサービスからの円滑な移行支援のため、学校を卒業後、障害福祉サービス事業所等に対するそれまでの支援内容等についての十分な情報提供 |
・できている。 |
|
・現状を続けていく。 |
|
5 |
児童発達センターや発達障害者支援センター等の専門機関と連携や、専門機関での研修の受講の促進 |
・必要に応じて参加している。 |
|
・現状を続けていく。 |
|
6 |
放課後児童クラブや児童館との交流など、障害のない子どもと活動する機会の提供 |
・実施していない。 |
(は)1 (ど)1 (い)4 (わ)5 |
・現状では厳しい環境だが、今後は考えていきたい。 |
|
7 |
事業所の行事への地域住民の招待など地域に開かれた事業の運営 |
・バザーや音楽会を開催している。 |
|
・現状を続けていく。 |
|
保 護 者 へ の 説 明 等 説 明 責 任 ・ 連 携 支 援 |
1 |
支援の内容、利用者負担等についての丁寧な説明 |
・行っている。 |
(は)11(ど)0 (い)0 (わ)0 |
・保護者との話し合いを定期的に行っていく。 |
2 |
放課後等デイサービス計画を示しながらの支援内容の丁寧な説明 |
・行っている。 |
(は)11(ど)0 (い)0 (わ)0 |
||
3 |
保護者の対応力の向上を図る観点から、保護者に対するペアレント・トレーニング等の支援の実施 |
・必要に応じて実施している。
|
(は)7 (ど)2 (い)0 (わ)2 |
・引き続き行っていく。 |
|
4 |
子どもの発達の状況や課題について、日ごろから保護者との共通理解の徹底 |
・日ごろから保護者とのコミュニケーションを大切にし、情報交換を行っている。 |
(は)11(ど)0 (い)0 (わ)0 ・日頃から子どもの状況をたずねてくださいます。 |
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。
|
|
5 |
保護者からの子育ての悩み等に対する相談への適切な対応と必要な助言の実施 |
・悩み等、相談しやすい雰囲気を作れるよう、日ごろから信頼関係を築くよう心がけている。 |
(は)11(ど)0 (い)0 (わ)0 |
・現状を続けていくとともに、面談の実施など内容を充実させていく。 ・保護者からの相談については、スタッフで共有していく。 |
|
6 |
父母の会の活動の支援や、保護者会の開催による保護者同士の連携支援 |
・実施していない。
|
(は)5 (ど)5 (い)0 (わ)1 ・私自身はできているが全体の会も今後あってもいいかもしれない。 |
・保護者会の開催を検討していく。 |
|
7 |
子どもや保護者からの苦情に対する対応体制整備や、子どもや保護者に周知及び苦情があった場合の迅速かつ適切な対応 |
・対応体制はできているが、事例がない。 ・話しかけやすい雰囲気を心がけている。 |
(は)10(ど)0 (い)0 (わ)1 ・苦情等ありますか? |
・改善点は速やかに改善していくように心がける。 |
|
8 |
障害のある子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮 |
・配慮している。 |
(は)11(ど)0 (い)0 (わ)0 ・日頃から話しやすいように子どもにも親にも声掛けしてくださいます。 |
・現状を続けていく。
|
|
9 |
定期的な会報等の発行、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報等についての子どもや保護者への発信 |
・できている。 |
(は)11(ど)0 (い)0 (わ)0 |
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
|
10 |
個人情報の取り扱いに対する十分な対応 |
・対応している。 |
(は)11(ど)0 (い)0 (わ)0 |
・現状を続けていく。 |
非 常 時 の 対 応 |
1 |
緊急対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアルの策定と、職員や保護者への周知徹底 |
・策定し、周知している。 |
(は)7 (ど)3 (い)0 (わ)1 |
・現状を続けていく。 |
2 |
非常災害の発生に備えた、定期的に避難、救出その他必要な訓練の実施 |
・年2回実施 ・実施後、振り返りもできている。 |
(は)10(ど)0 (い)0 (わ)1 |
・これからも定期的に計画・実施し、内容等を充実させていく。 |
|
3 |
虐待を防止するための職員研修機会の確保等の適切な対応 |
・職員研修を実施し、定期的に虐待の有無を確認している。 |
|
・現状を続けていく。 |
|
4 |
やむを得ず身体拘束を行う場合における組織的な決定と、子どもや保護者に事前に十分に説明・了解を得た上での放課後等デイサービス計画への記載 |
・できている。 |
|
・現状を続けていく。 |
|
5 |
食物アレルギーのある子どもに対する医師の指示書に基づく適切な対応 |
・対応している。
|
|
・現状を続けていく。 |
|
6 |
ヒヤリハット事例集の作成および事業所内での共有の徹底 |
・作成できている。 |
|
・情報等の共有をし、安全に配慮していく。 |
|
満 足 度 |
1 |
(保護者用) 子どもは通所を楽しみにしているか。 |
|
(は)11(ど)0 (い)0 (わ)0 ・短期間で落ち着いて通所できつつあるので、楽しんでいるんだと思います。 |
|
2 |
(保護者用) 事業所の支援に満足しているか。 |
|
(は)11(ど)0 (い)0 (わ)0 ・大変満足させて頂いています。 ・特に花火は他では実現しにくい大変なご努力に感謝いたしております。 ・大満足してます! |
|
~~~~~~~~~~~~~~ ささゆり会 2021年度 報告です ~~~~~~~~~~~~~~
令和2年度 事業報告書
特定非営利活動法人ささゆり会
1.活動の成果
重度障害者通所事業所「さち」を開業して、生活介護事業と放課後等デイサービス事業を3年間継続実施しています。また、日中一時支援も始めました。居宅介護・移動支援事業の事業所
「障害者サポート エール」も昨年8月からスタートしました。
生活介護事業では、毎朝の「朝の会」で、一日の予定やカレンダーを使っての今後のスケジュールを確認し、見通しを持った生活を送っています。ラジオ体操では、体操を一緒にするパートナーを選ぶことで主体的に参加するようにしています。じっくりとからだを動かすことで、気持ちよさと一日の始まりを意識しています。ラジオ体操カードを作り、毎回シールを貼ることで、毎日の積み重ねを確認するようにしています。
午前中に、入浴や様々なケアを受けて、心身ともにリフレッシュしています。特に、吸入やカフアシストをして排痰し呼吸を楽にすることや導尿・浣腸による排泄で生理的に快適な状態を保ち健康を維持してきました。
午後は、図書館で本を借りたり、ショッピングセンターで買い物をしたりする外出の活動を続けていましたが、コロナ感染予防のため、一時休止しました。コロナ感染拡大前に、姫路へ外出して買い物をしてきました。
「仕事」は、調理の手伝いをコロナ感染予防のため中止しました。「ささゆりニュース」の発送や療育の準備や手伝いを仕事として行いました。
放課後等デイサービス事業では、四季の行事や生活文化を体験する活動や集団での遊びを楽しむ活動をしました。四季の行事体験では、コロナ感染予防のため、学校や地域での行事が中止されることが多かったので、感染予防対策を徹底しながら、可能な範囲で行事をしました。
夜8時まで残って花火大会やお月見会をしました。クリスマス会やもちつき大会も行いました。節分の会・ひなまつりでは、ゲームにしてみんなで楽しみました。毎月の誕生会では、参加者みんなでプリンケーキを作り、お祝いをし、味見もしました。
自然を体験する活動では、ミニトマト・なすび・ピーマン・白菜などを栽培したり、夏には水遊びを体験したり、秋には焼き芋やたき火を体験したりしました。外に出る機会が少ないので、外での活動を楽しんでいました。
研修事業では、コロナ感染予防のため、市民講座や連続講座は中止しました。「三密」をさけ、飛沫による感染を予防するため、「夜明け前の子どもたち」の映画会を開催しました。びわこ学園の記録映画であり、現在の障害・福祉・教育の原点である実践を見ることで、自らの実践を顧みる機会になりました。
ピアサポート活動では、「相談活動」「研修活動」「出会いの広場活動」の三つの分野に分けて取り組みました。「出会いの広場」は、コロナ感染予防のため一時中止しました。開催についての問い合わせもあり、短時間で再開しています。
地域住民との交流推進事業の「第23回夢の音楽会」と写真・作品展は、新型コロナウイルス感染予防のため中止しました。交流推進・社会参加支援活動のハイキング・ボーリング・映画鑑賞、チャレンジ企画のボート・乗馬・登山は中止しました。チャレンジキャンプは1回の参加人数を少なくし、感染予防をしながら、夏休みに2回実施しました。調理・キャンプファイヤー・宿泊体験などの活動を楽しみました。また、「気球に乗ろう!」のチャレンジは、大勢の人たちの協力を得て加古川養護学校の運動場をお借りし、実施できました。気球に乗る当日は、加西市の職員をはじめ、気球愛好家の皆さんがボランティアとして運営していただき、安全に楽しむことができました。60数人が空の旅を満喫しました。
2.特定非営利活動に係る事業
(1)障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス
医療的ケアを安全に実施することで、健康で快適な生活を送ることができました。
そして、朝の会で予定を立てながら、いろいろな活動を期待したり、楽しみにしたりして、いつもの生活を楽しんでいます。
また、「仕事」では、療育の準備をしたり、会報の発送作業で手紙を書いて入れたりしています。
(2)障害者総合支援法に基づく地域生活支援事業
2020年8月より居宅介護事業を開始しました。通院介助では今までの受診
の大変さが軽減されたり、移動支援では利用者がヘルパーと一緒に買い物に行った
りして、いつもと違った生活を始めることができました。また、加古川市と高砂市
の地域生活支援事業所として、日中一時支援事業も実施しています。
(3)児童福祉法に基づく障害児支援事業
生活介護と同様に、医療的ケアを安全に実施することで、健康で快適な生活を送ることができました。季節の変化に応じて、四季
の行事や生活文化を体験する活動を楽しみました。生活介護の利用者と一緒に集団で活動しながら、要求や意欲を高めています。
(4)障害者への理解を深めるための研修事業
①障害福祉実践交流学習会①:中止
②障害福祉実践交流学習会②:中止
③市民講演会:中止
④コロナ禍でも元気を出そう企画 第1弾
映画「夜明け前の子どもたち」を観る会
重度障害者通所事業所さち
11/14 (土) 20人参加
(5)障害者と地域住民の交流促進事業
①チャレンジボート:中止
②チャレンジボーリング・買い物:中止
③花火大会:重度障害者通所事業所さち
1回目 7/17(金)12人参加・2回目 8/27(木)10人参加
④チャレンジキャンプ:重度障害者通所事業所さち
1回目 7/31~8/1(金土)9人参加
2回目 8/7~8/8(金土)12人参加
⑤チャレンジ登山:中止
⑥お月見会:重度障害者通所事業所さち
1回目 10/16(金)11人参加・2回目 10/29(木)10人参加
⑥夢の音楽会・作品展示会:中止
⑦コロナ禍でも元気を出そう企画 第2弾
「気球にのろう!」
加古川養護学校
3月13日に予定していましたが
天候不順にため 延期
4/11 (土) 65人参加
(6)ピアサポート活動
①相談活動 ②講演活動 ③研修活動
④出会いの広場 7/18 ・ 8/29 びぃぷらす加古川
9/19 ・ 10/17 ・ 11/21 加古川総合福祉会館
3/20 びぃぷらす加古川
*4月・5月・6月・12月・1月・2月は
新型コロナウイルス感染予防のため中止
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、時間短縮をするなど感染対策を十分にし、6回実施できました。障害者本人の方、
ご家族の方、事業所の職員の方など、短時間でしたがゆっくりとお話することができました。
3.助成関係
(1)研修事業及び交流促進事業に対して
公益財団法人ひょうごコミュニティ財団「輝け加古川みらい基金」より、
456,000円を助成して頂きました。ピアサポート活動をはじめ有意義に
使わせていただいています。
また音楽会ができなかったので、かわりに気球の費用にあてさせて頂き、貴重な 体験をすることもできました。
(2)新型コロナウイルス感染拡大防止における対応のため
加古川市社会福祉協議会・共同募金より、49,000円を助成して頂きました。
消毒液や手袋・マスク等が品薄・高価で困っていましたが、助成していただいて、購入することができました。
平成2年度 貸借対照表 2021年3月31日現在
科 目 |
金 額 (円) |
|||
Ⅰ 資産の部 |
|
|
|
|
1.流動資産 |
現金預金 |
3,490,490 |
|
|
|
売掛金 |
6,034,294 |
|
|
|
前払費用 |
130,000 |
|
|
|
流動資産合計 |
|
9,654,784 |
|
2.固定資産 |
|
|
|
|
(1)有形固定資産 |
建物付属設備 |
6,254,715 |
|
|
|
構築物 |
924,540 |
|
|
|
車両運搬具 |
2,444,482 |
|
|
|
工具器具備品 |
1,687,375 |
|
|
(2)投資その他の資金 |
保証金 |
19,820 |
|
|
|
敷金 |
260,000 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
11,590,932 |
|
|
資産合計 |
|
|
21,245,716 |
Ⅱ 負債の部 |
|
|
|
|
1.流動負債 |
短期借入金 |
2,650,000 |
|
|
|
未払金 |
2,093,545 |
|
|
|
未払法人税等 |
238,200 |
|
|
|
預り金 |
206,240 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
5,187,985 |
|
|
|
|
|
|
2.固定負債 |
|
0 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
0 |
|
|
負債合計 |
|
|
5,187,985 |
Ⅲ 正味財産の部 |
前期繰越正味財産 |
|
14,487,218 |
|
|
当期正味財産増減額 |
|
1,570,513 |
|
|
正味財産合計 |
|
|
16,057,731 |
|
負債及び正味財産合計 |
|
|
21,245,716 |
放課後等デイサービス事業に係る自己評価結果公表用
公表日:2022年1月11日 特定非営利活動法人ささゆり会
区 分 |
チ ェ ッ ク 項 目 |
現状評価 (実施状況・工夫点等) |
保護者の評価 |
保護者の評価をふまえた 改善目標・内容 |
|
環 境 ・ 体 制 整 備 |
1 |
利用定員に応じた指導訓練室等スペースの十分な確保 |
・ワンルームではあるが、確保できている。 ・必要に応じてカーテンで仕切る ようにしたり、療育でテラスを活 用したりしている。 ・利用者の状況に合わせて、相談室なども利用し、休めるスペースを確保できている。 ・ベッドが増えたことにより、作業に制限ができた。 |
(はい)8 (どちらともいえない)2 (いいえ)0 (わからない)0
|
・ワンルームであるが、スペースが確保され、利用者の安全を図っている。 ・改築によりベッドを置くスペースを広げて、安全かつ密を避けている。
|
2 |
職員の適切な配置 (専門性を含む)
|
・適切な配置をしている。 ・利用者の来所時間が重なった時は、忙しくなる時がある。 ・利用者の状態に合わせ、スタッフの配置ができている。 |
(は)10(ど)0 (い)0 (わ)0
|
・適切な配置である。 ・忙しい時間帯は、役割分担をし、連携しながら進めている。
|
|
3 |
本人にわかりやすい構造、バリアフリー化、情報伝達等に配慮した環境など障害の特性に応じた設備整備
|
・屋内は風呂など重症児に対応した設備であり、手洗い場やトイレなどもバリアフリー化ができている。また、屋外では災害時用のスロープも設置している。 |
(は)10(ど)0 (い)0 (わ)0 |
・現状を続けていく。 |
|
4 |
清潔で、心地よく過ごせ、子どもたちの活動に合わせた生活空間の確保 |
・扇風機の設置により、冷房が部屋全体に行き渡るが、ワンフロア―のため個々に合わせた微調整が難しい。 |
(は)9 (ど)1 (い)0 (わ)0 |
・利用者個人の実態に応じて、冷暖房機器を使い、微調整をしている。 ・ドアノブ・床・ベッド柵など消毒を実施している。 ・活動広場の整備をすすめている。 |
|
業 務 改 善 |
1 |
業務改善を進めるためのPDCAサイクル(目標設定と振り返り)への職員の積極的な参画 |
・毎朝のミーティングと月1回の運営会議を行っている。 ・欠席者への周知徹底を図る。 |
|
・会議録などを利用し、決定事項など共通理解を図る。 |
2 |
第三者による外部評価を活用した業務改善の実施 |
・実施できていない。 |
|
・実施を検討する。 |
|
3 |
職員の資質の向上を行うための研修機会の確保 |
・事業所内で月1回研修ができている。 ・外部講師を迎えて研修を行った。 |
|
・職場内での研修をさらに充実させていく。 |
|
適 切 な 支 援 の 提 供 |
1 |
アセスメントを適切に行い、子どもと保護者のニーズや課題を客観的に分析した上での放課後等デイサービス計画の作成 |
・作成できている。 |
(は)10(ど)0 (い)0 (わ)0 |
・モニタリング、保護者を含めたケース検討を実施し、計画を作成している。 ・送迎などの時間を活用し、保護者との対話に努め、さらに個別情報や状態把握をしていく。 |
2 |
子どもの状況に応じ、かつ個別活動と集団活動を適宜組み合わせた放課後等デイサービス計画の作成 |
・作成できている。 |
|||
3 |
放課後等デイサービス計画における子どもの支援に必要な項目の設定および具体的な支援内容の記載 |
・できている。 |
(は)10(ど)0 (い)0 (わ)0 ・コロナ禍であり、緊急事態宣言が度々出るので、外出活動などができない状態。 |
・個別性を重視し、変化に対応できる支 援、個別に適切な支援の工夫をさらにすすめる。 |
|
4 |
放課後等デイサービス計画に沿った適切な支援の実施 |
・実施できている。 |
(は)10(ど)0 (い)0 (わ)0 |
||
5 |
チーム全体での活動プログラムの立案 |
・できている。 |
(は)10(ど)0 (い)0 (わ)0
|
・子どもたちのニーズに合わせた活動プログラムを職員全体で話し合い、今後も充実させていく。 ・固定化しないように職員間の話し合いをすすめ、新しいプログラムを考えて いく。 |
|
6 |
平日、休日、長期休暇に応じたきめ細やかな支援 |
・できている。 |
|||
7 |
活動プログラムが固定化しないような工夫の実施 |
・実施できている。 |
|
・安全面を第一に考え、活動プログラムを考えていく。 |
|
適 切 な 支 援 の 提 供 |
8 |
支援開始前における職員間でその日の支援内容や役割分担についての確 認の徹底 |
・全員で朝のミーティングにより確認できている。 ・午後出勤者にも説明できている |
|
・全員でミーティングをすすめ、確認事項を掲示しておくことにより徹底を図 る。 |
9 |
支援終了後における職員間でその日行われた支援の振りかえりと気づいた点などの情報の共有化 |
・毎日の記録を記入し、短時間での話し合いを行っている。 |
|
・必要に応じて、利用者さんの情報交換ができている。 |
|
10 |
日々の支援に関しての正確な記録の徹底や、支援の検証・改善の継続実施 |
・記録できている。 |
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 ・記録をもとに支援の検証をすすめる。 |
|
11 |
定期的なモニタリングの実施及び放課後等デイサービス計画の見直し |
・できている。 |
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
関 係 機 関 と の 連 携 |
1 |
子どもの状況に精通した最もふさわしい者による障害児相談支援事業所のサービス担当者会議への参画 |
・できている。 |
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 ・積極的に参画する。 |
2 |
地域の保健、医療、障害福祉、保育、教育等の関連機関と連携した支援の実施 |
・できている。 |
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
3 |
子どもの主治医や協力機関等と連絡体制の整備 |
・必要に応じてできている。 |
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
4 |
放課後等デイサービスからの円滑な移行支援のため、学校を卒業後、障害福祉サービス事業所等に対するそれまでの支援内容等についての十分な情報提供 |
・できている。 |
|
・現状を続けていく。 |
|
5 |
児童発達センターや発達障害者支援センター等の専門機関と連携や、専門機関での研修の受講の促進 |
・必要に応じて参加している。 |
|
・現状を続けていく。
|
|
6 |
放課後児童クラブや児童館との交流など、障害のない子どもと活動する機会の提供 |
・実施していない。 ・花火やキャンプファイヤーなど、職員の子どもたちと楽しむことができた。 |
(は)0 (ど)2 (い)2 (わ)6 |
・現状では厳しい環境だが、今後は考えていきたい。 |
|
7 |
事業所の行事への地域住民の招待など地域に開かれた事業の運営 |
・バザーや音楽会を開催している。 |
|
・現状を続けていく。 |
|
保 護 者 へ の 説 明 等 説 明 責 任 ・ 連 携 支 援 |
1 |
支援の内容、利用者負担等についての丁寧な説明 |
・行っている。 |
(は)10(ど)0 (い)0 (わ)0 |
・保護者との話し合いを定期的に行っていく。 |
2 |
放課後等デイサービス計画を示しながらの支援内容の丁寧な説明 |
・行っている。 |
(は)10(ど)0 (い)0 (わ)0 |
||
3 |
保護者の対応力の向上を図る観点から、保護者に対するペアレント・トレーニング等の支援の実施 |
・必要に応じて実施している。 |
(は)6 (ど)0 (い)0 (わ)4 |
・引き続き行っていく。 |
|
4 |
子どもの発達の状況や課題について、日ごろから保護者との共通理解の徹底 |
・日ごろから保護者とのコミュニケーションを大切にし、情報交換を行っている。 |
(は)10(ど)0 (い)0 (わ)0 |
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
5 |
保護者からの子育ての悩み等に対する相談への適切な対応と必要な助言の実施 |
・悩み等、相談しやすい雰囲気を作れるよう、日ごろから信頼関係を築くよう心がけている。 |
(は)10(ど)0 (い)0 (わ)0 |
・現状を続けていくとともに、面談の実施など内容を充実させていく。 ・保護者からの相談については、スタッフで共有していく。 |
|
6 |
父母の会の活動の支援や、保護者会の開催による保護者同士の連携支援 |
・実施していない。 |
(は)4 (ど)2 (い)1 (わ)3 |
・オンラインなども含め、保護者会の開催を検討していく。 |
|
7 |
子どもや保護者からの苦情に対する対応体制整備や、子どもや保護者に周知及び苦情があった場合の迅速かつ適切な対応 |
・対応体制はできているが、事例がない。 ・話しかけやすい雰囲気を心がけている。 |
(は)9 (ど)0 (い)0 (わ)1 |
・改善点は速やかに改善していくように心がける。 |
|
8 |
障害のある子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮 |
・配慮している。 |
(は)10(ど)0 (い)0 (わ)0 |
・現状を続けていく。 |
|
9 |
定期的な会報等の発行、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報等についての子どもや保護者への発信 |
・できている。 |
(は)10(ど)0 (い)0 (わ)0 |
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
10 |
個人情報の取り扱いに対する十分な対応 |
・対応している。 |
(は)10(ど)0 (い)0 (わ)0 |
・現状を続けていく。 |
|
非 常 時 の 対 応 |
1 |
緊急対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアルの策定と、職員や保護者への周知徹底 |
・策定し、周知している。 |
(は)7 (ど)2 (い)0 (わ)1 |
・現状を続けていく。 |
2 |
非常災害の発生に備えた、定期的に避難、救出その他必要な訓練の実施 |
・年2回実施 ・実施後、振り返りもできている。 |
(は)7 (ど)0 (い)0 (わ)3 |
・これからも定期的に計画・実施し、内容等を充実させていく。 |
|
3 |
虐待を防止するための職員研修機会の確保等の適切な対応 |
・職員研修を実施し、定期的に虐待の有無を確認している。 |
|
・現状を続けていく。 |
|
4 |
やむを得ず身体拘束を行う場合における組織的な決定と、子どもや保護者に事前に十分に説明・了解を得た上での放課後等デイサービス計画への記載 |
・できている。 |
|
・現状を続けていく。 |
|
5 |
食物アレルギーのある子どもに対する医師の指示書に基づく適切な対応 |
・対応している。 |
|
・現状を続けていく。 |
|
6 |
ヒヤリハット事例集の作成および事業所内での共有の徹底 |
・作成できている。 |
|
・情報等の共有をし、安全に配慮していく。 |
|
満 足 度 |
1 |
(保護者用) 子どもは通所を楽しみにしているか。 |
|
(は)10(ど)0 (い)0 (わ)0 |
|
2 |
(保護者用) 事業所の支援に満足しているか。 |
(は)10(ど)0 (い)0 (わ)0 |
~~~~~~~~~~~~~~~ ささゆり会 2022年度 報告です ~~~~~~~~~~~~~~~~
令和3年度 事業報告書
特定非営利活動法人ささゆり会
1.活動の成果
重度障害者通所事業所「さち」を開業して、生活介護事業と放課後等デイサービス事業を4年間継続実施しています。また、日中一時支援も継続しています。居宅介護・移動支援事業の事業所「障害者サポート エール」も継続しています。
生活介護事業では、毎朝の「朝の会」で、一日の予定やカレンダーを使っての今後のスケジュールを確認し、見通しを持った生活を送っています。ラジオ体操では、体操を一緒にするパートナーを選ぶことで主体的に参加するようにしています。じっくりとからだを動かすことで、気持ちよさと一日の始まりを意識しています。ラジオ体操カードを作り、毎回シールを貼ることで、毎日の積み重ねを確認するようにしています。
午前中に、入浴や様々なケアを受けて、心身ともにリフレッシュしています。特に、吸入やカフアシストをして排痰し呼吸を楽にすることや導尿・浣腸による排泄で生理的に快適な状態を保ち健康を維持してきました。
午後は、図書館で本を借りたり、ショッピングセンターで買い物をしたりする外出の活動を続けていましたが、コロナ感染予防のため、一時休止しました。一時的な感染が収まった時には、姫路セントラルパークに行きました。
「仕事」は、「ささゆりニュース」の発送や療育の準備や手伝いを仕事として行いました。
外出や「仕事」などの体験を思い出し、「壁新聞」にしました。大勢の人に読んでもらえることで、やりがいになっています。
放課後等デイサービス事業では、四季の行事や生活文化を体験する活動や集団での遊びを楽しむ活動をしました。四季の行事体験では、コロナ感染予防のため、学校や地域での行事が中止されることが多かったので、感染予防対策を徹底しながら、可能な範囲で行事をしました。
夜8時まで残って花火大会をしました。クリスマスコンサートは、兵庫大学の吹奏楽部の方に来て頂いて、楽しく交流もしました。餅つき、鏡開き、とんどなど年末年始の行事をしました。
節分の会・ひなまつりでは、ゲームにしてみんなで楽しみました。誕生会では、参加者みんなでプリンケーキを作り、お祝いをし、味見もしました。
自然を体験する活動では、ミニトマト・なすび・ピーマン・きゅうりなどを栽培したり、夏には水遊びを体験したり、秋には焼き芋やたき火を体験したりしました。外に出る機会が少ないので、外での活動を楽しんでいました。
研修事業では、コロナ感染予防のため、市民講座は中止しました。「障害福祉実践交流学習会」は、ZOOMによるオンラインで開催しました。福祉事業所の職員、教員、障害当事者などの参加があり、「さち」の実践を報告して議論しました。
ピアサポート活動では、「相談活動」「研修活動」「出会いの広場活動」の三つの分野に分けて取り組みました。「出会いの広場」は、コロナ感染予防のため一時中止しました。在宅生活が続いている養護学校卒業生とのオンラインによる交流会をもちました。コロナ禍での苦労やねがいを交流しました。
地域住民との交流推進事業の「第23回夢の音楽会」は、オンデマンド配信で行いました。練習やビデオ撮りなどの文化活動で生き生きとした姿が見られました。
交流推進・社会参加支援活動のハイキング・ボーリング・映画鑑賞、チャレンジ企画のボート・乗馬・登山は中止しました。チャレンジキャンプは、夜9時までの日帰りとして、1回の参加人数を少なくし、感染予防をしながら、夏休みに2回実施しました。調理・キャンプファイヤーなどの活動を楽しみました。
(1)障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス
医療的ケアを安全に実施することで、健康で快適な生活を送ることができました。また、加古川市と高砂市の日中一時支援事業も実施しています。
1月からは介護職員による喀痰吸引等の特定行為を行う事業者として登録し、さらに医療的ケアを充実させています。
3月からは生活介護の利用者が3人になり、みんなで楽しく仕事を進めています。
引き続き、朝の会で予定を立てながら、いろいろな活動を期待したり、楽しみにしたりして、いつもの生活を楽しんでいます。昨年度は「選挙」にも取り組み、事業所で研修をしてから投票することもできました。また、「仕事」では、療育の準備をしたり、会報の発送作業で手紙を書いて入れたりすることを続けています。
(2)障害者総合支援法に基づく地域生活支援事業
2020年8月より居宅介護事業を開始して約1年半たちましたが、入浴介助や
通院介助での受診時の負担軽減をすすめています。移動支援でも利用者がヘルパー
と一緒に買い物に行くなど家族ではない人との生活を楽しんでいます。エールでも
喀痰吸引等の特定行為を訪問介護員が行う事業所として登録し、実施しています。
(3)児童福祉法に基づく障害児支援事業
生活介護と同様に、医療的ケアを安全に実施することで、健康で快適な生活を送ることができました。
季節の変化に応じて、四季の行事や生活文化を体験する活動を楽しみました。
生活介護の利用者と一緒に集団で活動しながら、要求や意欲を高めています。
(4)障害者への理解を深めるための研修事業
①障害福祉を学ぶ研修会:中止
②障害福祉実践交流学習会:オンラインで実施
(5)障害者と地域住民の交流促進事業
①チャレンジボート:中止
②チャレンジボーリング・買い物:中止
③花火大会 重度障害者通所事業所さち
1回目 7/16(金)16人参加 2回目 7/29(木)18人参加
④チャレンジナイトキャンプ 重度障害者通所事業所さち
1回目 7/23(金)8人参加 2回目 8/20(金)10人参加
⑤チャレンジ登山:中止
⑥チャレンジ気球:中止
⑦クリスマスコンサート 重度障害者通所事業所さち
12/17(金): 28人参加
⑧夢の音楽会:オンデマンド配信 1~2月練習
3月ビデオ撮り 4月配信:約200回視聴
(6)ピアサポート活動
①相談活動 オンラインで交流・相談会をもち、コロナ禍での悩みや要望を
出し合いました。
②講演活動 新型コロナウイルス感染予防のため中止
③研修活動 全体での活動はできていませんが、月1回のサポーター会議の中で、
実態の検討をしたり、課題について話し合いをしたりしています。
④出会いの広場 4/17 びぃぷらす加古川
7/17・9/18・10/16・11/20・12/18 加古川総合福祉会館
3/20 びぃぷらす加古川
*5・6・8・1・2・3月は新型コロナウイルス感染予防のため中止
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、時間短縮をするなど感染対策を十分にし、6回実施できました。障害者本人の方、ご家族の方、事業所の職員の方など、短時間でしたがゆっくりとお話することができました。
3.助成関係
(1)研修事業及び交流促進事業に対して
公益財団法人ひょうごコミュニティ財団様「輝け加古川みらい基金」より、
426,000円を助成して頂き、ボランティア費用をはじめ有意義に使わせて頂きました。
また、実施できなかった活動の代わりに、クリスマスコンサートのゲスト費用に
させて頂き、生の楽器の音色を感じることもできました。
(2)活動広場の整備に対して
公益財団法人神戸やまぶき財団様より、200万円を助成して頂きました。
看板の撤去・再舗装後は、車いすでの活動や歩行訓練また車での送迎も大変
スムーズになりました。
(3)子どもたちの笑顔のために
昨年に引き続き、明治ホールディングス株主様より、明治製菓のお菓子を4~5
万円分頂きました。
ゲームやクリスマスのプレゼントとして利用させていただきました。
(4)災害時対応備品・医療的ケア対応備品購入に対して
長谷川福祉会より300,000円助成して頂きました。災害時用の発電機とポジショニング用クッション3ことパルスオキシメーター(センサーを含む)を購入しました。発電機は災害時用には必要なものですが、助成して頂きやっと買うことができました。また、医療的ケア用品についても、今回買い替えることができました。
平成3年度 貸借対照表 2022年3月31日現在
科 目 |
金 額 (円) |
|||
Ⅰ 資産の部 |
|
|
|
|
1.流動資産 |
現金預金 |
3,699,785 |
|
|
|
売掛金 |
6,459,979 |
|
|
|
前払費用 |
130,000 |
|
|
|
流動資産合計 |
|
10,289,764 |
|
2.固定資産 |
|
|
|
|
(1)有形固定資産 |
建物付属設備 |
5,712,045 |
|
|
|
構築物 |
1,923,147 |
|
|
|
車両運搬具 |
1,469,147 |
|
|
|
工具器具備品 |
1,167,629 |
|
|
(2)投資その他の資金 |
保証金 |
19,820 |
|
|
|
敷金 |
260,000 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
10,551,788 |
|
|
資産合計 |
|
|
20,841,552 |
Ⅱ 負債の部 |
|
|
|
|
1.流動負債 |
短期借入金 |
1,700,000 |
|
|
|
未払金 |
2,283,314 |
|
|
|
未払法人税等 |
22,000 |
|
|
|
預り金 |
146,026 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
4,151,340 |
|
|
|
|
|
|
2.固定負債 |
|
0 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
0 |
|
|
負債合計 |
|
|
4,151,340 |
Ⅲ 正味財産の部 |
前期繰越正味財産 |
|
16,057,731 |
|
|
当期正味財産増減額 |
|
632,481 |
|
|
正味財産合計 |
|
|
16,690,212 |
|
負債及び正味財産合計 |
|
|
20,841,552 |
放課後等デイサービス事業に係る自己評価結果公表用 2022
公表日:2023年2月3日 特定非営利活動法人ささゆり会
区 分 |
チ ェ ッ ク 項 目 |
現状評価 (実施状況・工夫点等) |
保護者の評価 |
保護者の評価をふまえた 改善目標・内容 |
|
環 境 ・ 体 制 整 備 |
1 |
利用定員に応じた指導訓練室等スペースの十分な確保
|
・ワンルームではあるが、確保できている。 ・必要に応じてカーテンで仕切るようにしたり、療育でテラスを活用したりしている。 ・利用者の状況に合わせて、相談室なども利用し、休めるスペースを確保できている。 ・ベッドが増えたことにより、作業に制限ができた。 ・十分ではないが、少し広くなったことで、注意・観察する範囲も増えた。 |
(はい)9 (どちらともいえない)3 (いいえ)0 (わからない)0 ・室内スペースに加え玄関横や駐車スペースなどでも積極的に活動されています。 |
・ワンルームであるが、スペースが確保され、利用者の安全を図っている。 ・改築によりベッドを置くスペースを広げて、安全かつ密を避けている。 ・広くなったので、職員同士で言葉かけをするなどして、注意・観察を怠らないようにする。また、今後も利用者の身体の状況に合わせ、安全に配慮する。
|
2 |
職員の適切な配置 (専門性を含む)
|
・適切な配置をしている。 ・利用者の来所時間が重なった時は、忙しくなる時がある。 ・利用者の状態に合わせ、スタッフの配置ができている。 |
(は)12(ど)0 (い)0 (わ)0 ・看護師さんの数も多く、とても安心です。 |
・適切な配置である。 ・送迎時や忙しい時間帯は、役割分担をし、連携しながら進めている。 ・利用者のその日の状態を情報共有し、全員に目が行き届くように安全に配慮していく。 ・職員が増えてきているので、多職種の職員間での共通理解を図る。 |
|
|
3 |
本人にわかりやすい構造、バリアフリー化、情報伝達等に配慮した環境など障害の特性に応じた設備整備
|
・屋内は風呂など重症児に対応した設備であり、手洗い場やトイレなどもバリアフリー化ができている。また、屋外では災害時用のスロープも設置している。 |
(は)12(ど)0 (い)0 (わ)0 |
・現状を続けていく。
|
|
4 |
清潔で、心地よく過ごせ、子どもたちの活動に合わせた生活空間の確保
|
・扇風機の設置により、冷房が部屋全体に行き渡るが、ワンフロア―のため個々に合わせた微調整が難しい。
|
(は)12(ど)0 (い)0 (わ)0
|
・利用者個人の実態に応じて、冷暖房機器を使い、微調整をしている。 ・ドアノブ・床・ベッド柵など消毒を実施している。 ・空調の微調整のため、カーテンを使うなど工夫する。 |
業 務 改 善 |
1 |
業務改善を進めるためのPDCAサイクル(目標設定と振り返り)への職員の積極的な参画
|
・毎朝のミーティングと月1回の運営会議を行っている。 ・欠席者への周知徹底を図る。 |
|
・会議録を回覧し、決定事項など情報共有や共通理解を図っている。 ・担当者会議などの情報共有の方法を工夫する。 |
2 |
第三者による外部評価を活用した業務改善の実施 |
・実施できていない。 |
|
・実施を検討する。 |
|
3 |
職員の資質の向上を行うための研修機会の確保
|
・事業所内で月1回の研修を実施、外部講師を迎えての研修も行った。 |
|
・職場内での研修をさらに充実させていく。 |
|
適 切 な 支 援 の 提 供 |
1 |
アセスメントを適切に行い、子どもと保護者のニーズや課題を客観的に分析した上での放課後等デイサービス計画の作成 |
・作成できている。 |
(は)12(ど)0 (い)0 (わ)0 保護者のニーズや思いをしっかりと聞き出し、時間をかけていただいています。 |
・モニタリング、保護者を含めたケース検討を実施し、計画を作成している。 ・送迎などの時間を活用し、保護者との対話に努め、さらに個別情報や状態把握をしていく。 |
2 |
子どもの状況に応じ、かつ個別活動と集団活動を適宜組み合わせた放課後等デイサービス計画の作成 |
・作成できている。 |
|||
3 |
放課後等デイサービス計画における子どもの支援に必要な項目の設定お よび具体的な支援内容の記載 |
・できている。 |
(は)12(ど)0 (い)0 (わ)0 |
・個別性を重視し、変化に対応できる支 援、個別に適切な支援の工夫をさらにすすめる。 |
|
|
4 |
放課後等デイサービス計画に沿った適切な支援の実施 |
・実施できている。 |
(は)12(ど)0 (い)0 (わ)0 |
・職種をこえた協力体制や支援の共通理解のもと、活動の工夫をする。 ・今後も個別の状態やニーズ・注意すべき点を全員で情報共有し、支援内容を把握したうえでかかわっていく。 |
5 |
チーム全体での活動プログラムの立案 |
・できている。 |
(は)12(ど)0 (い)0 (わ)0 ・季節に応じて様々な活動をしてくださっています。 |
・子どもたちのニーズに合わせた活動プログラムを職員全体で話し合い、今後も充実させていく。 ・固定化しないように職員間の話し合いをすすめ、新しいプログラムを考えて いく。 ・安全面を第一に考え、活動プログラムを考えていく。 |
|
6 |
平日、休日、長期休暇に応じたきめ細やかな支援 |
・できている。 |
|||
7 |
活動プログラムが固定化しないような工夫の実施 |
・実施できている。 |
|||
|
8 |
支援開始前における職員間でその日の支援内容や役割分担についての確 認の徹底 |
・朝のミーティングにより確認できている。
|
|
・ミーティングをすすめ、確認事項を掲示しておくことにより徹底を図る。 ・ミーティングに参加していない職員にも確認事項が伝わるように工夫する。 |
9 |
支援終了後における職員間でその日行われた支援の振りかえりと気づいた点などの情報の共有化 |
・毎日の記録を記入し、短時間での話し合いを行っている。 |
|
・必要に応じて、利用者の情報交換ができている。 |
|
10 |
日々の支援に関しての正確な記録の徹底や、支援の検証・改善の継続実施 |
・記録できている。 |
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 ・記録をもとに支援の検証をすすめる。 ・職員全体での研修を増やしていく。 |
|
11 |
定期的なモニタリングの実施及び放課後等デイサービス計画の見直し |
・できている。 |
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
関 係 機 関 と
の 連 携 |
1 |
子どもの状況に精通した最もふさわしい者による障害児相談支援事業所のサービス担当者会議への参画 |
・できている。 |
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 ・積極的に参画する。 |
2 |
地域の保健、医療、障害福祉、保育、教育等の関連機関と連携した支援の実施 |
・できている。 |
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。
|
|
3 |
子どもの主治医や協力機関等と連絡体制の整備 |
・必要に応じてできている。 |
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
4 |
放課後等デイサービスからの円滑な移行支援のため、学校を卒業後、障害福祉サービス事業所等に対するそれまでの支援内容等についての十分な情報提供 |
・できている。 |
|
・現状を続けていく。 |
|
5 |
児童発達センターや発達障害者支援センター等の専門機関と連携や、専門機関での研修の受講の促進 |
・必要に応じて参加している。 |
|
・現状を続けていく。 |
|
6 |
放課後児童クラブや児童館との交流など、障害のない子どもと活動する機会の提供 |
・実施していない。 ・花火やキャンプファイヤーなど、職員の子どもたちと楽しむことができた。 |
(は)2 (ど)3 (い)4 (わ)3 ・ただ、利用者さんの家族や職員さんの家族の方と活動する機会は多いです。 |
・現状では厳しい環境だが、今後は考えていきたい。 |
|
7 |
事業所の行事への地域住民の招待など地域に開かれた事業の運営 |
・バザーや音楽会を開催している。 |
|
・現状を続けていく。 |
|
保 護 者 へ の 説 明 等 説 明 責 任 ・ 連 携 支 援 |
1 |
支援の内容、利用者負担等についての丁寧な説明 |
・行っている。 |
(は)12(ど)0 (い)0 (わ)0 ・時間をかけて、じっくり説明していただけます。 |
・保護者との話し合いを定期的に行っていく。 |
2 |
放課後等デイサービス計画を示しながらの支援内容の丁寧な説明 |
・行っている。 |
(は)12(ど)0 (い)0 (わ)0 |
|
|
3 |
保護者の対応力の向上を図る観点から、保護者に対するペアレント・トレーニング等の支援の実施 |
・必要に応じて実施している。 |
(は)8 (ど)1 (い)0 (わ)2
|
・引き続き行っていく。 |
|
4 |
子どもの発達の状況や課題について、日ごろから保護者との共通理解の徹底 |
・日ごろから保護者とのコミュニケーションを大切にし、情報交換を行っている。 |
(は) 12(ど)0 (い)0 (わ)0 |
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
5 |
保護者からの子育ての悩み等に対する相談への適切な対応と必要な助言の実施 |
・悩み等、相談しやすい雰囲気を作れるよう、日ごろから信頼関係を築くよう心がけている。 |
(は)12(ど)0 (い)0 (わ)0 ・水分量などに対して適切なアドバイス、見守りしていただいています。 |
・現状を続けていくとともに、面談の実施など内容を充実させていく。 ・保護者からの相談については、スタッフで共有していく。 |
|
6 |
父母の会の活動の支援や、保護者会の開催による保護者同士の連携支援 |
・実施していない。 |
(は)6 (ど)4 (い)0 (わ)2 ・決まった保護者会等はないですが、送迎時に保護者同士話しやすい環境です。 |
・オンラインなども含め、保護者会の開催を検討していく。 |
|
7 |
子どもや保護者からの苦情に対する対応体制整備や、子どもや保護者に周知及び苦情があった場合の迅速かつ適切な対応 |
・対応体制はできているが、事例がない。 ・話しかけやすい雰囲気を心がけている。 |
(は)11(ど)0 (い)0 (わ)0 ・苦情は今までありません。 |
・改善点は速やかに改善していくように心がける。 |
|
8 |
障害のある子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮 |
・配慮している。
|
(は)12(ど)0 (い)0 (わ)0 |
・現状を続けていく。 |
|
9 |
定期的な会報等の発行、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報等についての子どもや保護者への発信
|
・できている。 |
(は)12(ど)0 (い)0 (わ)0 ・必ず月一会報があり、施設での様子もよく伝わってきます。 |
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
10 |
個人情報の取り扱いに対する十分な対応 |
・対応している。
|
(は)12(ど)0 (い)0 (わ)0 |
・現状を続けていく。 |
|
非 常 時 等 の 対 応 |
1 |
緊急対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアルの策定と、職員や保護者への周知徹底 |
・策定し、周知している。
|
(は)10(ど)2 (い)0 (わ)0 |
・現状を続けていく。 |
2 |
非常災害の発生に備えた、定期的に避難、救出その他必要な訓練の実施 |
・年2回実施 ・実施後、振り返りもできている。 |
(は)7 (ど)0 (い)0 (わ)3 |
・これからも定期的に計画・実施し、内容等を充実させていく。
|
|
3 |
虐待を防止するための職員研修機会の確保等の適切な対応 |
・職員研修を実施し、定期的に虐待の有無を確認している |
|
・現状を続けていく。 |
|
|
4 |
やむを得ず身体拘束を行う場合における組織的な決定と、子どもや保護者に事前に十分に説明・了解を得た上での放課後等デイサービス計画への記載 |
・できている。 |
|
・現状を続けていく。 |
5 |
食物アレルギーのある子どもに対する医師の指示書に基づく適切な対応 |
・対応している。 |
|
・現状を続けていく。 |
|
6 |
ヒヤリハット事例集の作成および事業所内での共有の徹底 |
・作成できている。
|
|
・情報等の共有をし、安全に配慮していく。 ・ヒヤリハットの事例を早く共有し、職員全体で改善策を考えていく。 |
|
満 足 度 |
1 |
(保護者用) 子どもは通所を楽しみにしているか。 |
|
(は)12(ど)0 (い)0 (わ)0 ・色んな体験もでき、先輩やお友達にも会えるので楽しんで通えています。 |
|
2 |
(保護者用) 事業所の支援に満足しているか。 |
|
(は)12(ど)0 (い)0 (わ)0 ・今回、散髪もしていただきありがたかったです‼ 大満足です。 ・大変満足させていただいています。 |
|
~~~~~~~~~~~~~~~ ささゆり会 2023年度 報告です ~~~~~~~~~~~~~~~~
令和4年度 事業報告書
特定非営利活動法人ささゆり会
1.活動の成果
重度障害者通所事業所「さち」を開業して、生活介護事業と放課後等デイサービス事業を5年間継続実施しています。
また、日中一時支援も継続しています。居宅介護・移動支援事業の事業所「障害者サポート エール」も継続して実施しています。
生活介護事業では、毎朝の「朝の会」で、一日の予定やカレンダーを使っての今後のスケジュールを確認し、見通しを持った生活を送っています。ラジオ体操では、体操を一緒にするパートナーを選ぶことで主体的に参加するようにしています。じっくりとからだを動かすことで、気持ちよさと一日の始まりを意識しています。ラジオ体操カードを作り、毎回シールを貼ることで、毎日の積み重ねを確認するようにしています。
午前中に、入浴や様々なケアを受けて、心身ともにリフレッシュしています。特に、吸入やカフアシストをして排痰し呼吸を楽にすることや導尿・浣腸による排泄で生理的に快適な状態を保ち健康を維持してきました。
午後は、図書館で本を借りたり、ショッピングセンターで買い物をしたりする外出の活動を続けていましたが、コロナ感染予防のため、一時休止しました。一時的な感染が収まった時には、明石城公園や商店街に行きました。
「仕事」は、「ささゆりニュース」の発送や療育の準備や手伝いをしました。
外出や「仕事」などの体験を思い出し、「壁新聞」にしました。「コーヒーを一緒にいれるチケット」を作成し、一緒にコーヒーをいれる活動や交流を楽しみました。畑仕事では、草取りや耕運・苗植え・水やり・収穫にとりくみました。初体験の仕事を楽しくしました。
放課後等デイサービス事業では、四季の行事や生活文化を体験する活動や集団での遊びを楽しむ活動をしました。四季の行事体験では、コロナ感染予防対策を徹底しながら、可能な範囲で行事をしました。
夏の夜を楽しむ花火大会をしました。クリスマスは、音楽療法士の方に来ていただいて、楽しく交流をしたり、年末年始には、餅つき、とんどなどをしたりしました。節分の会・ひなまつりではゲームをしてみんなで楽しみ、誕生会は参加者みんなでプリンケーキを作り、お祝いをして味見もしました。
自然を体験する活動では、ミニトマト・なすび・ピーマン・きゅうりなどを栽培したり、夏には水遊びを体験したり、秋から冬にはたき火や凧あげを体験したりしました。外に出る機会が少ないので、外での活動を楽しんでいました。また、季節の歌や絵本を楽しんだり、生活年齢に応じて新聞を読んだりしました。
研修事業では、コロナ感染予防のため、「障害者問題を学ぶ研修会」や「障害福祉実践交流学習会」は、ZOOMによるオンラインで開催しました。福祉事業所の職員、教員、障害当事者などの参加があり、「さち」の実践を報告して議論しました。
ピアサポート活動では、「相談活動」「研修活動」「出会いの広場活動」の三つの分野に分けて取り組みました。「出会いの広場」は、コロナ感染予防のため時間を短縮して続けることで新しい参加もあり交流することができました。
地域住民との交流推進事業の「第24回夢の音楽会」は、オンデマンド配信で行いました。練習やビデオ撮りなどの文化活動で生き生きとした姿が見られました。
交流推進・社会参加支援活動のボーリング・乗馬・登山は中止しました。チャレンジキャンプは、感染予防をしながら、夏休みに実施しました。調理・キャンプファイヤーなどの活動を楽しみました。
(1)障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス
医療的ケアを安全に実施することで、今年度も健康で快適な生活を送ることができました。
また、昨年1月から開始した介護職員による喀痰吸引等の特定行為の実施も指導看護師の指導のもと、安全に実施しています。
生活介護の3人の利用者も引き続き、朝の会で予定を立てながら、いろいろな活動を期待したり、楽しみにしたりして、いつもの生活を楽しんでいます。
「仕事」では、療育の準備をしたり、会報の発送作業で手紙を書いて入れたりすることを続けています。
また、畑仕事では土の感触を味わいながら、いろいろな野菜を育てたり、放デイの子どもたちとのいちご狩りを目標にいちごを植えたりしました。
(2)障害者総合支援法に基づく地域生活支援事業
居宅介護事業では入浴介助や通院介助での受診時の負担軽減を続けています。
移動支援でも利用者がヘルパーと一緒に買い物に行くなど家族ではない人との生活を続けて楽しんでいます。
また、エールでも喀痰吸引等の特定行為を訪問介護員が安全に継続して実施しています。
(3)児童福祉法に基づく障害児支援事業
生活介護と同様に、医療的ケアを安全に実施することで、健康で快適な生活を送ることができました。
季節の変化に応じて、四季の行事や生活文化を体験する活動を楽しみました。生活介護の利用者と一緒に集団で活動しながら、要求や意欲を高めています。
(4)障害者への理解を深めるための研修事業
①「障害の重い人たち・医療的ケア児者をトータルに支援するための講演会」
9/10(土)オンライン実施 講師:医療福祉センターきずな院長 常石医師
ライブ配信16人+オンデマンド配信18人、合わせて34人参加
②「障害福祉実践交流学習会」:12/10(土)オンライン実施
講師:元いなみ野特別支援学校教諭 市位葉子さん ライブ配信15人参加
(5)障害者と地域住民の交流促進事業
①チャレンジボート:小野鴨池 5/21(土)25人参加
②チャレンジボーリング:中止
③花火大会:重度障害者通所事業所さち 7/16(金)20人参加
④チャレンジナイトキャンプ:重度障害者通所事業所さち 8/10(水)13人参加
⑤チャレンジ登山:中止
⑥チャレンジ気球:中止
⑦クリスマス会:重度障害者通所事業所さち 12/23(金): 19人参加
⑧餅つき大会:重度障害者通所事業所さち 1/9(月)15人参加
⑨夢の音楽会:オンデマンド配信 3月練習・4月ビデオ撮り・5月配信
(6)ピアサポート活動
①相談活動 ②講演活動 ③研修活動
④出会いの広場(毎月第3土曜日に実施)
4/16 |
4人参加 |
:びいぷらす |
5/21 |
6人参加 |
:びいぷらす |
6/18 |
6人参加 |
:びいぷらす |
7/16 |
2人参加 |
:福祉会館 |
8/ |
中止 |
|
9/17 |
5人参加 |
:福祉会館 |
10/15 |
4人参加 |
:びいぷらす |
11/19 |
4人参加 |
:びいぷらす |
12/17 |
5人参加 |
:びいぷらす |
1/21 |
5人参加 |
:福祉会館 |
2/18 |
4人参加 |
:福祉会館 |
3/18 |
9人参加 |
:福祉会館 |
*新型コロナウイルス感染拡大防止のため、時間短縮をするなど感染対策を十分にし、11回実施できました。
障害者本人の方、ご家族の方、事業所の職員の方など、短時間でしたがゆっくりとお話することができました。
また、継続して来て下さる方や「どんな会かな?と思って見に来ました」と立ち寄って下さる方など、少しずつですが、参加してくださる方が増えています。
3.助成関係
(1)研修事業及び交流促進事業に対して
住友ゴムCSR基金より300,000円を助成して頂き、社会参加支援や研修事業・ピアサポート活動などに助成して頂きました。新型コロナウイルス感染拡大防止のために中止した活動もあるのですが、活動内容変更を柔軟に対応してくださったり、ボランティアとして参加して頂いたりしました。
(2)感染症の予防対策に対して
加古川市社会福祉協議会・社会福祉活動助成金(共同募金配分金事業)より、92,000円助成して頂きました。
消毒液など感染予防の対策としてたくさんの費用が必要ですが、助成していただいて購入することができています。
(3)子どもたちの笑顔のために
明治ホールディングス株主様より、明治製菓のお菓子を4~5万円分頂きました。
今回で3回目になるのですが、ゲームやクリスマスプレゼントに、みんなで楽しく・おいしく頂きました。
(4)災害時対応備品・医療的ケア対応備品購入に対して
長谷川福祉会より300,000円助成して頂きました。災害時用の発電機とポジショニング用クッション3ことパルスオキシメー
ター(センサーを含む)を購入しました。発電機は災害時用には必要なものですが、助成して頂きやっと買うことができました。
また、医療的ケア用品についても、今回買い替えることができました。
平成4年度 貸借対照表 2023年3月31日現在
科 目 |
金 額 (円) |
|||
Ⅰ 資産の部 |
|
|
|
|
1.流動資産 |
現金預金 |
4,567,107 |
|
|
|
売掛金 |
7,571,272 |
|
|
|
前払費用 |
143,200 |
|
|
|
流動資産合計 |
|
12,281,579 |
|
2.固定資産 |
|
|
|
|
(1)有形固定資産 |
建物付属設備 |
5,555,975 |
|
|
|
構築物 |
2,803,254 |
|
|
|
車両運搬具 |
898,274 |
|
|
|
工具器具備品 |
1,698,300 |
|
|
(2)投資その他の資金 |
保証金 |
19,820 |
|
|
|
敷金 |
260,000 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
11,235,623 |
|
|
資産合計 |
|
|
23,517,202 |
Ⅱ 負債の部 |
|
|
|
|
1.流動負債 |
短期借入金 |
500,000 |
|
|
|
未払金 |
2,923,086 |
|
|
|
未払法人税等 |
236,600 |
|
|
|
預り金 |
87,331 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
4,747,017 |
|
|
|
|
|
|
2.固定負債 |
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0 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
0 |
|
|
負債合計 |
|
|
3,747,017 |
Ⅲ 正味財産の部 |
前期繰越正味財産 |
|
16,690,212 |
|
|
当期正味財産増減額 |
|
3,079,973 |
|
|
正味財産合計 |
|
|
19,770,185 |
|
負債及び正味財産合計 |
|
|
23,517,202 |
放課後等デイサービス事業に係る自己評価結果公表用 2023
公表日:2024年2月1日 特定非営利活動法人ささゆり会
区 分 |
チ ェ ッ ク 項 目 |
現状評価 (実施状況・工夫点等) |
保護者の評価 |
保護者の評価をふまえた 改善目標・内容 |
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環 境 ・ 体 制 整 備 |
1 |
利用定員に応じた指導訓練室等スペースの十分な確保
|
・ワンルームではあるが、確保できている。 ・必要に応じてカーテンで仕切るようにしたり、療育でテラスを活用したりしている。 ・利用者の状況に合わせて、相談室なども利用し、休めるスペースを確保できている。 ・ベッドが増えたことにより、作業に制限ができた。 |
(はい)10 (どちらともいえない) 5 (いいえ)0 (わからない)0 ・一人一人にベッドがあるので、ゆっくり過ごすパーソナルスペースがあり良いです。 ・一人一人にベッドも確保され、活動スペースも十分確保されています。 ・屋内のスペースは限りがありますが屋外なども利用されているので補われていると思います。 |
・ワンルームであるが、スペースが確保され、利用者の安全を図っている。 ・改築によりベッドを置くスペースを広げて、安全かつ密を避けている。 ・個別の対応と集団での活動を分けて取り組めている。
|
2 |
職員の適切な配置 (専門性を含む)
|
・適切な配置をしている。 ・利用者の来所時間が重なった時は、忙しくなる時がある。 ・利用者の状態に合わせ、スタッフの配置ができている。 |
(は)15 (ど)0 (い)0 (わ)0 ・専門のスタッフさんが多く、一人一人に目がよくとどいていると思います。 ・職員の人数及び専門性の高さに安心しています。 |
・適切な配置である。 ・忙しい時間帯は、役割分担をし、連携しながら進めている。 ・マンツーマン以上の配置をしてい る。 |
|
3 |
本人にわかりやすい構造、バリアフリー化、情報伝達等に配慮した環境など障害の特性に応じた設備整備
|
・屋内は風呂など重症児に対応した設備であり、手洗い場やトイレなどもバリアフリー化ができている。また、屋外では災害時用のスロープも設置している。 |
(は)12 (ど)3 (い)0 (わ)0 ・本人がどこまでわかっているのかは不明ですが、今日のベッドはこことわかりやすいとは思います。 |
・現状を続けていく。
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|
|
|
|
バリアフリーだと思います。 ・利用者の顔、パルスオキシメーターが確認できるベッドの配置なので安心しています。 |
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4 |
清潔で、心地よく過ごせ、子どもたちの活動に合わせた生活空間の確保 |
・扇風機の設置により、冷房が部屋全体に行き渡るが、ワンフロア―のため個々に合わせた微調整が難しい。 ・清掃、物品整理を行い、利用者が安全に過ごせるようにしている。 ・衣類、掛物等で調整し、利用者個々が快適に過ごせるよう配慮できている。 |
(は)14 (ど)1 (い)0 (わ)0 ・自分の空間とみんなで過ごす空間がしっかり分かれてあるので良いと思います。 ・いつもきれいにされています。
|
・利用者個人の実態に応じて、冷暖房機器を使い、微調整をしている。 ・ドアノブ・床・ベッド柵など消毒を実施している。 ・活動広場の整備をすすめている。 ・害虫駆除も実施している。
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|
業 務 改 善 |
1 |
業務改善を進めるためのPDCAサイクル(目標設定と振り返り)への職員の積極的な参画 |
・毎朝のミーティングと月1回の運営会議を行っている。 ・欠席者への周知徹底を図る。 |
|
・会議録などを利用し、決定事項など共通理解を図る。 ・情報共有ツール(ストック)で情報共有している。 |
2 |
第三者による外部評価を活用した業務改善の実施 |
・実施できていない。 |
|
・実施を検討する。
|
|
3 |
職員の資質の向上を行うための研修機会の確保
|
・事業所内で月1回の研修を実施、外部講師を迎えての研修も行った。 ・外部研修も少ないが参加できている。 |
|
・職場内での研修をさらに充実させていく。 ・実際の業務を通じて必要な知識・技能を伝えている。
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|
適 切 な 支 援 の |
1 |
アセスメントを適切に行い、子どもと保護者のニーズや課題を客観的に分析した上での放課後等デイサービス計画の作成 |
・作成できている。
|
(は)15 (ど)0 (い)0 (わ)0 ・親の都合も配慮していただいた計画になっており、有難いです。 ・保護者の要望も取り入れて下さり作成されています。
|
・モニタリング、保護者を含めたケース検討を実施し、計画を作成している。 ・送迎などの時間を活用し、保護者との対話に努め、さらに個別情報や状態把握をしていく。 |
提 供 |
2 |
子どもの状況に応じ、かつ個別活動と集団活動を適宜組み合わせた放課後等デイサービス計画の作成 |
・作成できている。 |
・十分時間をとってモニタリングしていただいています。 |
・送り迎えの時や連絡ノートによって利用者さんの状態の情報・意見交換ができている。
|
3 |
放課後等デイサービス計画における子どもの支援に必要な項目の設定および具体的な支援内容の記載 |
・できている。
|
(は)15 (ど)0 (い)0 (わ)0 ・個人の特性に合わせてあると思います。 ・優先順位をつけ具体的に設定し、作成されています。 |
・個別性を重視し、変化に対応できる支援、個別に適切な支援の工夫をさらにすすめる。 |
|
4 |
放課後等デイサービス計画に沿った適切な支援の実施 |
・実施できている。
|
(は)14 (ど)1 (い)0 (わ)0 ・計画に沿った支援だけでなく状況に応じて対応していただいています。 |
||
適 切 な 支 援 の 提 供 |
5 |
チーム全体での活動プログラムの立案 |
・できている。
|
|
・子どもたちのニーズに合わせた活動プログラムを職員全体で話し合い、今後も充実させていく。 ・固定化しないように職員間の話し合いをすすめ、新しいプログラムを考えていく。
|
6 |
平日、休日、長期休暇に応じたきめ細やかな支援 |
・できている。
|
|||
7 |
活動プログラムが固定化しないような工夫の実施 |
・実施できている。 |
(は)15 (ど)0 (い)0 (わ)0 ・季節の歌や工作などがあり、楽しいと思います。 ・季節に合った遊び、製作を子どもが喜んでいます。 ・季節に合った内容を色々工夫されています。子どもたちが楽しめる内容です。 ・季節感のある活動が多くあります。
|
・安全面を第一に考え、生活年齢や発達要求をふまえて活動プログラムを考えていく。
|
|
|
8 |
支援開始前における職員間でその日の支援内容や役割分担についての確 認の徹底 |
・全員で朝のミーティングにより確認できている。 ・午後出勤者にも説明できている。 ・情報共有アプリの使用でスタッフ全員共有できている。 ・必要な情報や支援はその都度口頭でも確認、共有している。 |
|
・全員でミーティングをすすめ、確認事項を掲示しておくことにより徹底を図る。
|
9 |
支援終了後における職員間でその日行われた支援の振りかえりと気づいた点などの情報の共有化 |
・毎日の記録を記入し、短時間での話し合いを行っている。 ・ストックの活用で共有できている。 |
|
・必要に応じて、利用者さんの情報交換ができている。 ・情報共有アプリを活用していく。
|
|
10 |
日々の支援に関しての正確な記録の徹底や、支援の検証・改善の継続実施 |
・記録できている。 ・ストックを活用している。 |
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 ・記録をもとに支援の検証をすすめる。 ・ストックだけの活用ではなく、ストックに記録されたことをコピーし、各カルテに保管し、今後も見直していく。 |
|
11 |
定期的なモニタリングの実施及び放課後等デイサービス計画の見直し |
・できている。 |
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
関 係 機 関 と の 連 携 |
1 |
子どもの状況に精通した最もふさわしい者による障害児相談支援事業所のサービス担当者会議への参画 |
・できている。 |
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 ・積極的に参画する。 |
2 |
地域の保健、医療、障害福祉、保育、教育等の関連機関と連携した支援の実施 |
・できている。 |
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
3 |
子どもの主治医や協力機関等と連絡体制の整備 |
・必要に応じてできている。 |
|
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。
|
|
4 |
放課後等デイサービスからの円滑な移行支援のため、学校を卒業後、障害福祉サービス事業所等に対するそれまでの支援内容等についての十分な情報提供 |
・できている。
|
|
・現状を続けていく。 |
|
5 |
児童発達センターや発達障害者支援センター等の専門機関と連携や、専門機関での研修の受講の促進 |
・必要に応じて参加している。
|
|
・現状を続けていく。
|
|
6 |
放課後児童クラブや児童館との交流など、障害のない子どもと活動する機会の提供 |
・実施していない。 ・花火やキャンプファイヤーなど、職員の子どもたちと楽しむことができた。
|
(は)2 (ど)2 (い)4 (わ)7 ・コロナ禍でもある上に、頻回に行っているのではないのでわかりかねます。 ・さちさん利用のご兄弟さんとイベントなどで交流があるのかな~と思い〇にしました。 |
・現状では厳しい環境だが、今後は考えていきたい。 ・近隣に左記のクラブや児童館がないので、かなり難しい。 |
|
7 |
事業所の行事への地域住民の招待など地域に開かれた事業の運営 |
・バザーや音楽会を開催している |
|
・現状を続けていく。 |
|
保 護 者 へ の 説 明 等 説 明 責 任 ・ 連 携 支 援 |
1 |
支援の内容、利用者負担等についての丁寧な説明 |
・行っている。
|
(は)15 (ど)0 (い)0 (わ)0 ・契約時に丁寧に説明いただいています。 ・とても丁寧に対応頂いています。 |
・保護者との話し合いを定期的に行っていく。
|
2 |
放課後等デイサービス計画を示しながらの支援内容の丁寧な説明 |
・行っている。 |
(は)15 (ど)0 (い)0 (わ)0 ・丁寧に説明いただいています。 |
|
|
3 |
保護者の対応力の向上を図る観点から、保護者に対するペアレント・トレーニング等の支援の実施 |
・必要に応じて実施している。
|
(は)7 (ど)5 (い)0 (わ)3 ・アドバイスは受けています。 |
・引き続き行っていく。 |
|
4 |
子どもの発達の状況や課題について、日ごろから保護者との共通理解の徹底
|
・日ごろから保護者とのコミュニケーションを大切にし、情報交換を行っている。 |
(は) 15 (ど)0 (い)0 (わ)0 ・迎えの時に話しをしているので。 ・送迎時に詳しく伝えていただいています。 ・子どもの状態について色々と助言していただけるので有難いです。 ・必ず看護師さんからの報告があります。 |
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。
|
|
5 |
保護者からの子育ての悩み等に対する相談への適切な対応と必要な助言の実施 |
・悩み等、相談しやすい雰囲気を作れるよう、日ごろから信頼関係を築くよう心がけている。 ・相談内容はスタッフで共有し対応している。
|
(は)13 (ど)2 (い)0 (わ)0 ・わからない事は教えてもらい助言していただいています。心強いです。 ・保護者の気持ちをくみつつアドバイスもいただいています。 |
・現状を続けていくとともに、面談の実施など内容を充実させていく。 ・保護者からの相談については、スタッフで共有していく。 |
|
6 |
父母の会の活動の支援や、保護者会の開催による保護者同士の連携支援 |
・実施していない。 |
(は)6 (ど)3 (い)1 (わ)4 (回答なし)1 ・クリスマス会、花火大会、子どもだけでなく家族で楽しませていただいています。 ・若いお母さん方と横の繋がりがあるので、新しい情報も教えてもらえて有難いです。 |
・話しやすい茶話会(オンラインを含む)が不定期でも開催できるように検討する。 |
|
7 |
子どもや保護者からの苦情に対する対応体制整備や、子どもや保護者に周知及び苦情があった場合の迅速かつ適切な対応 |
・対応体制はできているが、事例がない。 ・話しかけやすい雰囲気を心がけている。
|
(は)12 (ど)1 (い)0 (わ)1 (回答なし)1 ・苦情はありません。 ・いつもよく看ていただけているので困っていることはありません。 ・保護者が話しやすくなるような雰囲気を作ってくれます。 |
・改善点は速やかに改善していくように心がける。 |
|
8 |
障害のある子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮 |
・配慮している。
|
(は)14 (ど)1 (い)0 (わ)0 ・子どもの小さな動きやしぐさに気づいてもらえて嬉しいです。 |
・現状を続けていく。 |
|
9 |
定期的な会報等の発行、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報等についての子どもや保護者への発信 |
・できている。 |
(は)15 (ど)0 (い)0 (わ)0 ・会報や活動報告が細かく丁寧なのでわかりやすいです。 ・事業所内での様子などが知れて、いつも楽しみにしています ・定期的に会報があります。 ・いつも楽しく会報読ませていただいています。 |
・現状を続けていくとともに、内容を充実させていく。 |
|
10 |
個人情報の取り扱いに対する十分な対応 |
・対応している。
|
(は)15 (ど)0 (い)0 (わ)0 ・配慮ありがとうございます。 |
・現状を続けていく。 |
|
非 常 時 の 対 応 |
1 |
緊急対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアルの策定と、職員や保護者への周知徹底 |
・策定し、周知している。
|
(は)10 (ど)2 (い)0 (わ)3 ・説明いただけているので、安心して預けられる環境です。 |
・現状を続けていく。 |
2 |
非常災害の発生に備えた、定期的に避難、救出その他必要な訓練の実施 |
・年2回実施 ・実施後、振り返りもできている。 |
(は)13 (ど)1 (い)0 (わ)1 ・物品なども備えられ、安心しています。 |
・これからも定期的に計画・実施し、内容等を充実させていく。 |
|
3 |
虐待を防止するための職員研修機会の確保等の適切な対応 |
・職員研修を実施し、定期的に虐待の有無を確認している。
|
|
・現状を続けていく。 |
|
4 |
やむを得ず身体拘束を行う場合における組織的な決定と、子どもや保護者に事前に十分に説明・了解を得た上での放課後等デイサービス計画への記載 |
・できている。
|
|
・現状を続けていく。 |
|
5 |
食物アレルギーのある子どもに対する医師の指示書に基づく適切な対応 |
・対応している。
|
|
・現状を続けていく。 |
|
6 |
ヒヤリハット事例集の作成および事業所内での共有の徹底 |
・作成できている。 |
|
・情報等の共有をし、安全に配慮していく。 |
|
満 足 度 |
1 |
(保護者用) 子どもは通所を楽しみにしているか。 |
|
(は)15 (ど)0 (い)0 (わ)0 ・学校の友達にも会え、入浴もでき、遊べるので楽しみにしています。 ・従業員の方々が親切に声かけして下さるので子どもも通所を楽しみにしています。 ・日常生活に沿った(料理的な活動)活動も多く、作ったものを持ち帰り家族との会話もとても盛り上がります。 |
・複数人で利用者さんとかかわり、楽しいゲームや歌の活動ができている。 ・安全・安心・安楽な状態とワクワクドキドキの活動をつくっていく。 |
2 |
(保護者用) 事業所の支援に満足しているか。 |
(は)15 (ど)0 (い)0 (わ)0 ・いつもよく看ていただき安心しています。 ・保護者体調不良の際にはご協力いただき助かりました。 ・私の体調不良時には送り迎えもしていただき、大変助かりました。頼れる事業所です。 ・いつも安心して利用させて頂いています。ありがとうございます。 |
~~~~~~~~~~~~~~~ ささゆり会 2024年度 報告です ~~~~~~~~~~~~~~~~
令和5年度 事業報告書
特定非営利活動法人ささゆり会
1.活動の成果
重度障害者通所事業所「さち」を開業して、生活介護事業と放課後等デイサービス事業を6年間継続実施しています。また、日中一時支援も継続しています。居宅介護・重度訪問事業・
移動支援事業の事業所「障害者サポート エール」も継続して実施しています。
生活介護事業では、毎朝の「朝の会」で、一日の予定やカレンダーを使っての今後のスケジュールを確認し、見通しを持った生活を送っています。ラジオ体操では、体操を一緒にするパートナーを選ぶことで主体的に参加するようにしています。立位姿勢をとったりじっくりとからだを動かしたりすることで、気持ちよさと一日の始まりを意識しています。ラジオ体操カードを作り、毎回シールを貼ることで、毎日の積み重ねを確認するようにしています。
午前中に、入浴や様々なケアを受けて、心身ともにリフレッシュしています。特に、吸入やカフアシストをして排痰し呼吸を楽にすることや導尿・浣腸による排泄で生理的に快適な状態を保ち健康を維持してきました。
外出では、姫路セントラルパークとたくさんのかかしに会いに鹿ヶ壺に行きました。
「仕事」は、「ささゆりニュース」の発送や療育の準備や手伝いをしました。
外出や「仕事」などの体験を思い出し、「壁新聞」にしました。「コーヒーを一緒にいれるチケット」を作成し、一緒にコーヒーをいれる活動や交流を楽しみました。畑仕事では、草取りや耕運・苗植え・水やり・収穫にとりくみました。収穫した大根を切干大根にしたり、つるし柿をつくったりする仕事にも取り組みました。
放課後等デイサービス事業では、四季の行事や生活文化を体験する活動や集団での遊びを楽しむ活動をしました。四季の行事体験では、コロナ感染予防対策を徹底しながら、可能な範囲で行事をしました。
夏の夜を楽しむ花火大会をしました。クリスマスは、兵庫大学の吹奏楽部の方に来ていただいて、楽しく交流をしたり、年末年始には、餅つき、とんどなどをしたりしました。節分の会・ひなまつりではゲームをしてみんなで楽しみ、誕生会は参加者みんなでプリンケーキを作り、お祝いをして味見もしました。
自然を体験する活動では、ミニトマト・なすび・ピーマン・きゅうりなどを栽培したり、夏には水遊びを体験したり、秋から冬にはたき火や凧あげを体験したりしました。外に出る機会が少ないので、外での活動を楽しんでいました。また、季節の歌や絵本を楽しんだり、生活年齢に応じて新聞を読んだりしました。
研修事業ではコロナ感染予防のため、「障害者問題を学ぶ研修会」や「障害福祉実践報告会」を、ZOOMによるオンラインで開催しました。福祉事業所の職員、教員、障害当事者などの参加があり、「さち」の入浴の取り組みと子ども理解の実践を報告して議論しました。
ピアサポート活動では、「相談活動」「研修活動」「出会いの広場活動」の三つの分野に分けて取り組みました。「出会いの広場」は、コロナ感染予防のため時間を短縮して続けることで新しい参加もあり交流することができました。
地域住民との交流推進事業の「第24回夢の音楽会」は、オンデマンド配信をする予定です。練習やビデオ撮りなどの文化活動で生き生きとした姿を表現しています。
交流推進・社会参加支援活動のボーリングを実施しました。チャレンジキャンプは、感染予防をしながら夏休みに実施し、調理・キャンプファイヤーなどの活動を楽しみました。
(1)障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス
医療的ケアを安全に実施することで、今年度も健康で快適な生活を送ることができました。また、昨年1月から開始した介護職員による喀痰吸引等の特定行為の実施も指導看護師の指導のもと、安全に実施しています。
生活介護の3人の利用者も引き続き、朝の会で予定を立てながら、いろいろな活動を期待したり、楽しみにしたりして、いつもの生活を楽しんでいます。
「仕事」では、療育の準備をしたり、会報の発送作業で手紙を書いて入れたりすることを続けています。また、畑仕事では土の感触を味わいながら、いろいろな野菜を育てたり、放デイの子どもたちとのいちご狩りを目標にいちごを植えたりしました。
(2)障害者総合支援法に基づく地域生活支援事業
居宅介護事業では入浴介助や通院介助での受診時の負担軽減を続けています。
移動支援でも利用者がヘルパーと一緒に買い物に行くなど家族ではない人との生活を続けて楽しんでいます。また、エールでも喀痰吸引等の特定行為を訪問介護員が安全に継続して実施しています。
(3)児童福祉法に基づく障害児支援事業
生活介護と同様に、医療的ケアを安全に実施することで、健康で快適な生活を送ることができました。
季節の変化に応じて、四季の行事や生活文化を体験する活動を楽しみました。生活介護の利用者と一緒に集団で活動しながら、要求や意欲を高めています。
(4)障害者への理解を深めるための研修事業
①「「親亡き後」について 思うこと できること」 10/21(土)オンライン実施
講師:浦野明美 ライブ配信27人参加
②「障害福祉実践報告会」 12/16(土)オンライン実施
報告:家氏看護師 原田サビ児管 ライブ配信25人参加
(5)障害者と地域住民の交流促進事業
①チャレンジボート:悪天候のため中止
②音楽療法と花火大会:重度障害者通所事業所さち:7/27(木)23人参加
③陶芸体験:重度障害者通所事業所さち:8/26(土)8人参加
④チャレンジナイトキャンプ:重度障害者通所事業所さち:9/1(金)13人参加
⑤チャレンジボーリング:加古川ニッケパークボール:11/4(土)10人参加
⑥音楽会・音楽会の練習:感染拡大防止のため:中止
⑦クリスマス会:重度障害者通所事業所さち:12/22(金)15人参加
⑧餅つき大会:重度障害者通所事業所さち:1/8(月)10人参加
(6)ピアサポート活動
①相談活動 ②講演活動 ③研修活動
④出会いの広場(毎月第3土曜日に実施)
4/15 5人参加 :びいぷらす 5/20 8人参加 :びいぷらす
6/17 6人参加 :びいぷらす 7/15 5人参加 :福祉会館
8/19 2人参加 :福祉会館 9/16 2人参加 :福祉会館
10/21 5人参加 :びいぷらす 11/18 4人参加 :びいぷらす
12/16 5人参加 :びいぷらす 1/20 3人参加 :福祉会館
2/17 5人参加 :福祉会館 3/16 5人参加 :福祉会館
*新型コロナウイルス感染拡大防止のため、時間短縮をするなど感染対策を十分にし、12回実施できました。障害者本人の方、ご家族の方、事業所の職員の方など、短時間でしたがゆっくりとお話することができました。
また、続けてきてくださる方が「話を聞いてくださってほっとします」「顔を見に来ました」など、私たちも温かい気もちになりました。
3.助成関係
(1)研修事業及び交流促進事業に対して
住友ゴムCSR基金より279,000円を助成して頂き、社会参加支援や研修事業・ピアサポート活動などに助成して頂きました。新型コロナウイルス感染拡大防止のために中止した活動もあるのですが、活動内容変更を柔軟に対応してくださいました。
(2)感染症の予防対策に対して
加古川市社会福祉協議会・社会福祉活動助成金(共同募金配分金事業)より、108,000円助成して頂きました。3年目になりますが、消毒液など感染予防の対策として物品購入ができました。
(3)子ども読書活動に対して
伊藤忠記念財団より、300,000円助成して頂きました。本を選んだり、セルフレジでスキャンしたり、楽しく買い物もできました。本だけでなく、エプロンシアターやフエルトシアター・パネルシアターなどもたくさん購入し、療育活動で
楽しんでいます。
平成5年度 貸借対照表
2024年3月31日現在
科 目 |
金 額 (円) |
|||
Ⅰ 資産の部 |
|
|
|
|
1.流動資産 |
現金預金 |
4,677,450 |
|
|
|
売掛金 |
7,794,780 |
|
|
|
立替金 |
45,219 |
|
|
|
未収入金 |
142,353 |
|
|
|
前払費用 |
268,418 |
|
|
|
流動資産合計 |
|
12,928,220 |
|
2.固定資産 |
|
|
|
|
(1)有形固定資産 |
建物附属設備 |
4,986,505 |
|
|
|
構築物 |
2,453,194 |
|
|
|
車両運搬具 |
2,464,179 |
|
|
|
工具器具備品 |
1,730,771 |
|
|
(2)投資その他の資金 |
保証金 |
27,280 |
|
|
|
敷金 |
260,000 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
11,921,929 |
|
|
資産合計 |
|
|
24,850,149 |
Ⅱ 負債の部 |
|
|
|
|
1.流動負債 |
未払金 |
3,083,810 |
|
|
|
未払法人税等 |
474,900 |
|
|
|
預り金 |
257,924 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
3,816,634 |
|
2.固定負債 |
|
0 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
0 |
|
|
負債合計 |
|
|
3,816,634 |
Ⅲ 正味財産の部 |
前期繰越正味財産 |
|
19,770,185 |
|
|
当期正味財産増減額 |
|
1,263,330 |
|
|
正味財産合計 |
|
|
21,033,515 |
|
負債及び正味財産合計 |
|
|
24,850,149 |
おしらせ
明日11月2日㈯ に予定していました
「地域ふれあいさちまつり」ですが
天候不順のため
11月16日㈯ に延期させていただきます
予定してくださっていた皆様には申しわけありません
お忙しいと思いますが
16日にお越しいただけるとうれしいです
よろしくお願いいたします
***** 2024年度 支援プログラム *****
特定非営利活動法人ささゆり会
|
法人(事業所)理念 |
憲法・障害者権利条約の精神にのっとり、障害のある人たちの権利を守り、発達を保障し、安全で安心できる地域生活づくりに寄与する。 |
|||
支援方針 |
安全で安心、楽しい生活ができるように、吸引・注入などの医療的ケアを始め、入浴・リハビリなど、看護・介護体制を整える。併せて、児童指導員による文化的体験的な療育活動を実施する。 |
|||
サービス提供時間 |
10時00分 ~ 17時00分 |
送迎実施の有無 |
あり(加古川養護学校の迎えのみ) |
|
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|
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プログラム |
支 援 内 容 |
|||
本人支援 |
看護・介護 |
人工呼吸器の管理、吸引(気管・口鼻腔)、栄養剤等の注入、入浴、排泄、リハビリ |
||
「自然」にかかわる活動 |
季節の変化を感じる外での取り組み、野菜の栽培・収穫・調理 |
|||
「ことば」にかかわる活動 |
絵本の読み語り、歌、楽器演奏 |
|||
「からだ」にかかわる活動 |
ふれあい遊び、ゲーム、制作、体操 |
|||
「生活文化」にかかわる活動 |
誕生会、季節の行事、調理 |
|||
家族支援 |
家族の都合(体調不良・用事)、レスパイトが必要な時も安心して利用できる体制をつくり支援する。 |
|||
移行支援 |
生活介護の利用者との交流を通して、生活介護での活動についての理解を深める |
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地域支援・地域連携 |
農福連携、近隣事業所との連携、当事業所主催のふれあいまつり |
|||
職員の質の向上 |
職場内研修及び外部研修(月1回)、資格取得(実務者研修・介護福祉士・特定行為従事者) |
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主な行事 |
誕生会、母の日、父の日、花火大会、クリスマス会、もちつき、節分の会 |